「先輩の言うことは絶対」だった“昭和の町工場”が若手優遇しまくった結果 → 誰も新人を注意できずに職場崩壊【前編】

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コンプライアンスやハラスメント防止が叫ばれる昨今、若手社員への接し方に頭を悩ませる企業は多い。とはいえ、極端に腫れ物扱いすればいいという問題でもないようだ。

投稿を寄せた30代男性(技能工・設備・交通・運輸)が働く職場は、もともと「昭和の町工場」と言った感じだった。かつては「先輩、上司の言うことは絶対!」という風潮があり、仕事でミスをすれば怒鳴られるような環境下で、皆が気を遣いながら働いていたそうだ。

しかし、時代の変化に合わせて「若い人も意見を言いやすい環境」を作ろうとした結果、会社は思わぬ方向に暴走を始める。

「全く厳しくしたつもりがないのに、新人に泣かれ、パワハラと言われ」

厳しい指導しか受けてこなかったベテラン層は、今風の指導方法がわからなかったようだ。

「全く厳しくしたつもりがないのに、新人に泣かれ、パワハラと言われ、というケースが多々発生しました。それにより部署を飛ばされた人たちもいます」

こうして上の人間が若者に過剰に気を使いすぎるようになり、新人がミスをしても上司自らが尻拭いをするといういびつな空間が出来上がってしまった。パワハラ認定を恐れるあまり、誰も若手を注意できなくなったのだ。

「それに気づいた若者が徐々に調子付き、何をしても怒られないから適当に仕事する、ルールを守らなくなる、定時内なのに仕事をしない、残業は絶対にしない、などという子たちになっていってしまいました」

やりたい放題の若手に対し、先輩や上司は困り果てているという。しかし優しく言うことしかできず、若手社員にそんな生ぬるい言葉が響くはずもない。若手の離職を恐れる会社はここから、さらに信じがたい狂気の優遇策へと打って出る。【後編へ続く】

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