キュートな絵柄が人気の「モフサンド」(写真・公式サイトより)

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 3月9日、人気イラストレーター「ぢゅの」がXに投稿したイラストが、さまざまな議論を呼んでいる。

「ぢゅのさんは、“にゃんこ絵師” として知られ、キュートで少しシュールな猫のキャラクターシリーズ『モフサンド』の作者。このシリーズには、サメの着ぐるみを着た『サメにゃん』など、独特なタッチの作品もあります」(エンタメ担当記者)

 しかし、9日に投稿されたイラストが物議を醸してしまった。

「この日は “サンキューの日” ということで、《主さんいつもありがとう》と投稿しています。この《主さん》とは、ネコの飼い主を指しているとみられ、猫が飼い主に対して “ありがとう” の気持ちを表しているイラストのようです。

 作品は上・中・下の3段構成になっており、上段では茶トラの猫が “エッホエッホ” という掛け声とともに小鳥をくわえて走る姿が描かれています。

 中段では、グレーの猫が同じく “エッホエッホ” と走りながら、ネズミのような小動物を口にくわえている。そして下段では、この2匹の猫が並んで座り、捕まえてきた小鳥とネズミを前にして、どこか誇らしげな表情を見せているのです。

 背景にはハートマークも描かれており、“主さん” に獲物を持ち帰ったような演出になっています」(同)

 だが、このイラストを見たXユーザーからは《配慮に欠けますね》《残酷》《本当に哀しい》といった声があがっている。ペット事情に詳しいライターはこう語る。

「ユーザーの声のなかには、『これはぬいぐるみやおもちゃであってほしい』という声もあります。反発しているのは、小鳥やネズミ、ハムスターなど “げっ歯類” の飼い主が中心のようです。愛すべき “家族” の命が奪われているように感じてしまうのでしょう。

 一方、こうした獲物をつかまえるのは、狩猟本能があるネコの習性であり、自然の摂理でもあります。

 ただ、ぢゅのさんが手がける『モフサンド』は、サメの着ぐるみを着たネコのように、ファンタジー色の強い世界観です。そこに現実の食物連鎖を思わせる描写が入り、興ざめしてしまった人もいたということでしょう。なお、ぢゅのさん自身は、この獲物が何かは明言していません」

 猫が獲物を取るのは当然だが……。