「台湾戦とは天地の差だ」乱打戦の惜敗に韓国メディアが自信「明るい材料も確かにあった」【WBC】

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キム・ヘソンの一発など、韓国打線は攻撃力を見せつけた(C)Getty Images

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドC組の日本代表対韓国代表の一戦が3月7日、東京ドームで行われ、8-6で日本が勝利を飾った。最後までもつれたゲームを「侍ジャパン」が制し2連勝。韓国は1勝1敗となった。

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 初回、韓国が日本先発の菊池雄星に集中打を浴びせ3点を先取。その後、日本は3回までに鈴木誠也、大谷翔平、吉田正尚の3人によるホームラン攻勢で5-3と逆転。鈴木は第1打席、2打席と連続で本塁打をマークするなど、持ち前の長打力を発揮した。

 その後、韓国はキム・ヘソンの2点本塁打で追いつくも、日本は7回の満塁のチャンスで鈴木が押し出しの四球を選び、再び勝ち越し。さらに吉田に2点適時打が飛び出し、8-5と突き放す。韓国も8回に1点を返し2点差まで詰め寄るも、最後は日本のクローザー大勢が試合を締めた。

 近年における「日韓戦」では、日本が序盤から主導権を握り、リードを広げるゲームが多かったが、この日は互いに得点を奪い合い、最後まで勝負の行方が見えない試合展開が続いた。韓国は8回に6−8と迫ると、さらに一打逆転の場面も作るなど日本に追いすがった。

 韓国国内からも、あと一歩だった代表チームに対する賛辞が上がっている。現地メディア『スポーツ東亜』は日本の得点源となったメジャーリーガー3人のパフォーマンスを振り返っており、「大谷、鈴木、吉田が本塁打4本を含む6安打8打点を記録した。日本の全得点をメジャーリーガー打者3人が担ったのだ。韓国は彼らを抑えきれず敗れた」と分析した。

 だがその一方で、「しかし、明るい材料も確かにあった試合だった」と指摘。続けて、「前日、台湾代表が日本相手に7回までわずか1安打に抑えられ、コールドゲームで敗れたことと比べれば、まさに天地の差だった」などと韓国の戦いぶりを評している。

 また同メディアは、「韓国は本塁打1本を含む9安打6得点を記録。安打数はむしろ日本より2本多かった。打線が積極的な打撃で役割を果たした形だ」と自国代表の打線を称えている。

 日本と打ち合いを演じたことを受け同メディアは、「7日の台湾戦、8日のオーストラリア戦に向けて期待を抱かせる内容だった」と綴っている。韓国は今回も敗れたものの、宿敵を相手に緊迫感に包まれた接戦を戦い抜いたことは、少なからず自信を得る結果となったのかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]