ハイブリッド車に乗っていますが冬は“燃費”が「夏よりリッター5km」ほど悪いです。“アイドリング時間”を減らしたり“暖房の使い方”を工夫したりすれば、燃費を改善できますか?

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冬にハイブリッドの燃費が落ちるのは珍しくありません。寒いとエンジンや電池が温まりにくく、暖房のためにエンジンが動く時間も増えやすいからです。とはいえ、アイドリングを減らす、暖房の使い方を変えるだけでも、燃費を改善できる余地はあります。目指すのはムダを減らすことです。

冬に燃費が落ちる理由は暖房と冷間始動の比率が増えるから

環境省の資料では、ムダなアイドリングをやめること、極端な寒冷地を除けば暖機運転は不要で走りながら温めればよいことが示されています。
冬は出発前の暖機や停車中の暖房目的のアイドリングが増えやすく、ここが燃費悪化の大きな要因になりがちです。さらに短距離走行が多いほど、車が温まる前に目的地に着き、燃費の悪い時間帯の割合が増えます。

アイドリングを減らすと効果が見えやすい。10分で約130ccが目安

環境省は、エアコンオフでも10分のアイドリングで燃料を約130cc消費すると示しています。
たとえば冬だけ、出発前に10分、帰宅前に10分の合計20分を毎日アイドリングしているなら、1日で約260ccです。通勤などで月20日走ると約5.2Lになります。まずは出発前の暖機をやめ、待ち時間は車内が安全な状況でエンジンを切るだけでも、冬の悪化幅を抑えやすくなります。

暖房は使い方で差が出る。エアコンスイッチの扱いと温度設定が鍵

環境省は、車のエアコンスイッチは冷却や除湿の機能であり、暖房だけが必要なときはエアコンスイッチをオフにすることを勧めています。また温度設定を外気と同じ25度にしても、エアコンスイッチをオンにしたままだと燃費が悪化する目安も示しています。
現実的にできる工夫としては、最初から強い暖房に頼りすぎないことです。窓の曇り取りで除湿が必要なときだけエアコンを使い、落ち着いたらオフに戻す。温度設定を上げすぎず、体感を上げたいときはひざ掛けや手袋などを併用する。この順にすると燃料のムダを減らしやすいです。

まとめ

冬に燃費が夏よりリッター5km落ちるのは、暖房や冷間始動の影響が重なりやすいためです。完全に夏と同じ水準に戻すのは難しくても、アイドリングを減らせば確実に燃料消費を削れます。暖房も、除湿が必要なときだけエアコンを使うなどでムダを減らせます。
まずは出発前の暖機をやめ、停車中のエンジンかけっぱなしを減らすところから始めると、冬でも改善を実感しやすくなります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー