岩田絵里奈アナは「フリー転身」で成功できる? 能力は高いのに「日テレ出身アナ」が独立後に“苦戦しがち”なのはナゼか
日テレ出身者はフリーで苦戦?
日本テレビの岩田絵里奈アナウンサー(30)が3月末で同局を退社すると報じられた。フリーの宮根誠司アナ(62)、羽鳥慎一アナ(54)らを擁する芸能事務所「テイクオフ」に所属し、フリーとして活動するという。
岩田アナは14歳の時に大手芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属し、「岡崎歩美」の芸名で芸能活動をスタートしたが、慶應大学文学部卒業と共に事務所を退所し、芸能活動を停止。2018年にアナウンサーとして日本テレビに入社した。ちなみに、入社前の15年3月には、俳優の大沢たかお(57)との熱愛を写真週刊誌に報じられたこともある。

現在はビートたけし(79)、所ジョージ(70)と共演する「世界まる見え!テレビ特捜部」、タレントの中山秀征(58)が司会を務める「シューイチ」の日曜日、お笑いコンビ・バナナマン司会の「沸騰ワード10」の3本でレギュラーを務めている。
共演するタレントはいずれも大物ばかり。おまけに「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)では、昨年まで6年連続でトップ10入り。一昨年と昨年は日テレのアナとしてただ1人、トップ10入りを果たしている。まさに“エース級”の活躍ぶりと人気だったが、退社してフリー転身の道を選んだ理由については、
「一時期、日テレでは給与の見直しが行われ、岩田アナでも年収は1000万円に届かないといいます。たけしさん、所さん、中山さん、バナナマンといった大御所の“手綱”をうまくコントロールできる才能の持ち主なのですが、逆に能力が高すぎて、帯番組だとメイン司会者を食ってしまいかねないと危惧され、人気の割には恵まれない配置転換になっていたように思います。フリーになって自分の能力を全開放できる道を選んだのではないでしょうか」(日テレ関係者)
新たな活躍の場を求めるためにフリーとなるのは、アナウンサーにはよくあることだが、岩田アナの先輩で、その安定した人気から一時はフリー転身もささやかれていた水卜麻美アナ(38)は23年6月、若くして管理職である「チーフスペシャリスト」に昇進している。では、フリーに転身した“先輩”はどうか。
「日テレ在籍時に大活躍していた永井美奈子(60)、大神いずみ(56)、馬場典子(51)、宮崎宣子(46)。さらにエースとして君臨していた西尾由佳理(48)ら、日テレ出身のアナでフリー転身後、目覚ましい活躍をしている人は少ない印象です。そのせいか、水卜アナはフリー転身に消極的だったように見えました。いくら大手の事務所に入っても、局側の需要がなければ仕事はありません。フリーになっても局アナ時代のレギュラーを継続できるのはほんの一握りですが、岩田アナは3本のうち、1〜2本は残るのではないでしょうか」(同前)
報道・情報番組なら……
日テレ出身アナが、フリーに転身してもうまくいく道はあるのだろうか。
「現役のアナウンサーでは『news every.』のキャスターを務める鈴江奈々アナ(45)がダントツでしょうが、長年のキャリアで培った落ち着きのある声と的確な言葉選びは、多くの視聴者に信頼され、アナウンスも安定感があります。多くの元日テレのアナたちは報道番組・情報番組ならばいい仕事をこなすと思います」(放送担当記者)。
実際、羽鳥アナはテレビ朝日の『モーニングショー』の総合司会、青木源太アナ(42)はカンテレの『旬感LIVE とれたてっ!』の司会を務めている。しかし女性アナの場合、報道・情報番組には局アナを起用することが多く、なかなかフリーアナのイスがない。
「そうなると、バラエティー番組が中心となりますが、元日テレ勢はなかなかそこで爪痕を残せていません。逆に、いずれも元テレ東でフリーに転身した鷲見玲奈(35)、森香澄(30)、元NHKで退社後はアナウンサー的な仕事をほぼこなしていない中川安奈(32)ら、『何でもやります』的な頭の柔らかいアナたちは、フリーに向いていることが証明されました」(同)
前出の記者によると、「フジはフランク過ぎ。テレ朝、TBS、テレ東あたりはバランスが取れており、NHKはカタいが、日テレのアナウンス部は民放キー局の中では、かなりカタいことで知られています」という。
「今はやや緩和されているようですが、先輩・後輩の関係は他局よりも厳格で、テレビ局の職場としてはかなり固い雰囲気だそうです。もちろん、アナウンサーは的確な言葉で番組の内容を視聴者に伝える大事な仕事。それを考えれば、他局に比べて固い雰囲気でもいいのでは、と思いますけどね」(日テレ社員)
実際、先輩アナからの徹底指導により、アナウンサーとして高いスキルが身に付くようだが、フリー転身後、せっかく磨いたそのスキルを生かせる活躍の場がなかなかないというのだ。
岩田アナはスターダスト時代、俳優としても活動しており、今や大物タレントを相手に番組を仕切るスキルも身に付けた。フリーになってまず目指すのは、定期的な収入を生み出してくれるレギュラー番組。その仕事ぶりによって、その後、新規オファーがあるかどうかの分かれ道になるという。
「事務所も猛プッシュするでしょうから、初仕事はそれなりの番組にブッキングされることになるはず。あとは、ネット全盛期だけに、森アナや中川アナのように自身のSNSを有効活用することも、成功のためには必須です」(芸能記者)
デイリー新潮編集部
