NotebookLMで「毎日書評」を最強の仕事データベースにする
Lifehacker 2025年6月17日掲載の記事より転載
印南敦史さんの連載「毎日書評」を、毎朝読むだけで終わりにしない。その先まで使える知識としてGoogleが提供するノートブック形式のAIツール「NotebookLM」を活用して、効果的にインプットとして運用する方法を紹介します。
「毎日書評」は、出版日から3ヵ月以内のビジネス書を中心に取り上げ、いま知っておきたいビジネストレンドや概念、世の中ごとをギュッと凝縮してお届けしています。さらに毎日一冊ずつ! これを生かさない手はないと思い立ちました。
実際、今年の書評記事をコツコツ登録してみたら、日々の仕事で活用する上で、なくてはならない最高の相棒ノートになりました。それでは、具体的なステップをシェアしていきます。
NotebookLMアプリの使い方:要約・ポッドキャスト化、スキマ時間のインプットが変わった! | ライフハッカー・ジャパン
Step 1:書評記事のURLをNotebookLMに登録
まずは、土台となる知識をNotebookLMに読み込ませます。「毎日書評」の記事を一つひとつ「ソース」として追加していく作業です。
やり方は簡単。NotebookLMの「ソース」欄にある「+」からURLを選択し、書評記事のURLを貼り付けるだけ。これだけで、AIが記事の内容を正確に読み込んでくれます。
▼NotebookLMアプリを使えば…
スマホブラウザ>共有で即、必要なノートへソース追加可能です。
▼スマホブラウザからアプリへ直接共有がスマート
- ライフハッカー・ジャパン|Do everything better. (@lifehackerjapan) May 21, 2025
アプリダウンロードしたら共有画面に追加を! pic.twitter.com/2aitKfnZFW
Step 2:「仕事に活かせるエッセンス」のリストを抽出する
ソースが溜まってきたら、早速AIの力を借りて知識を抽出します。私が最初に行ったのは、「仕事に活かせるエッセンス」をリストアップさせること。
これらから毎日の仕事に役立つエッセンスを箇条書きでたくさん抜き出してください。
さらに、NotebookLMは次のアクションにつながる「関連する質問」を提案してくれます。「部下のモチベーションを高める方法は?」「効果的なフィードバックの仕方は?」など、思考を深めるためのヒントが自動で表示されるので、アイデア出しが驚くほどはかどります。
Step 3:出力されたテキストを「実務視点」で再整理
AIが抽出したリストは、いわば素材の宝庫。しかし、このままではまだ「情報」の段階です。これを「使える知識」に変えるため、自分なりの切り口で再整理します。
ここでのポイントは、「実務でどう使うか?」という視点を持つこと。以下の分類でリストアップし直してみます。
これをさらに即実践/指針・価値観/体系知/フレームワーク/コミュニケーション/ナラティブ/インスピレーションの目線で分類してリストアップしてください。
たとえばこんな声かけをすると、単なる情報の羅列だったものが、自分のアクションに直結する「知識の引き出し」として整理されます。
こうして整理したリストは、自分のメモに保存したり、音声で聴けるようにしたり(Podcast化)、マインドマップで視覚化したりと、自分に合った形で活用できます。このプロセスによって、情報がいつでも使える知識としてストックされるのです。
Step 4:気になった本は実際に読む
NotebookLMで全体像を掴むと、「この本は、もっと深く読んでみたい」と感じる一冊が必ず出てくるので、書評で得た興味を、実際の“深掘り読書”へとつなげます。
NotebookLMで要点を整理しているため、本を読む目的が明確になっています。これが大きなメリットとなり、いわゆる「積読」になりにくいのです。
「自分は何を知りたくて、この本を手に取ったのか?」を意識しながら、能動的に読み進められます。
Step 5:読んだあとは再びNotebookLMへ
本を読んだら、その体験をNotebookLMにフィードバックします。これが知識定着につながります。書評のソースだけだったノートブックに、自分自身の言葉で「感想」「内省」「次につなげたいと感じたこと」などを追記していくのです。このプロセスを経ることで、
書評(客観情報)書籍(体系化された情報)自分の感想・解釈(主観情報)これらがすべて統合され、知識が“自分仕様”になっていきます。AIが整理した情報に、自身の経験と視点が加わることで、情報は唯一無二の「生きた知恵」に。
そして、本を読み、さらにメモをノートブックに追加していく。このサイクルを繰り返すほどに、知識が貯まりいつでもすぐ使えるものに育っていきます。
Step6:育てたノートブックを「相談相手」として活用する
ここまで育てたノートブックは、単なるメモ帳ではありません。日々の業務で直面する課題や壁打ちの「相談相手」になります。
問い:仕事が遅いと感じたら何をするべきか?
問い:上司部下のコミュニケーションの課題を解決するには?
たとえば、こんな質問をして、これをベースに新しい企画を考えたり、その先のヒントを探したり、さまざまな場面で活用できます。
消費するインプットから、創造するインプットへ
このように「毎日書評」とNotebookLMを組み合わせることで、インプットのサイクルは劇的に変わります。
書評を読む → NotebookLMに登録 → AIで要点を抽出・整理 → 興味を持った本を読む → 自分の学びを追記 → 日々の仕事で活用する
このサイクルを回せば回すほど、知識は蓄積され、つながり、いつでも引き出せる強力な武器になる!
つまりNotebookLMは日々のインプットを整理し、自分だけの「使える知識」へと変えてくれるツールです。まずは「毎日書評」の記事をひとつ登録するところから、その効果を実感してみてください。
もちろんNotebookLMはそのほかにもいろいろ大活躍しています。特に言語と時間の壁を超えるYouTube動画の活用、それはまた次回お届けします。
NotebookLMアプリの使い方:要約・ポッドキャスト化、スキマ時間のインプットが変わった! | ライフハッカー・ジャパン
私がNotionからObsidianに「思考メモ」を乗り換えた7つの理由 | ライフハッカー・ジャパン
Screenshot: 丸山美沙 via NotebookLM
