Photo:吉嗣裕馬

ついにバッグの形も、ここまできたか。

そう思わずにはいられなかったのが、master-piece(マスターピース)の「Strapack(ストラパック)」(税込1万6500円)。ストラップに収納スペース? しかも単体でも使えて、防水性まである?

最初に見たときは、「ちょっとネタっぽいけど、本当に使えるの?」なんて半信半疑でした。でも、実際に使ってみてわかりました。これはただの変化球じゃなくて、“今っぽさ”にちゃんとハマる、新しいバッグのカタチなんです。

では、実際の使い心地はどうなのか? そして、どんなシーンで“効く”のか?そんな疑問に注目しながら、「Strapack」の魅力を紹介したいと思います。

“ストラップを主役にする”発想力と創造力

Photo: 吉嗣裕馬

「持ち歩くストラップが、もうひとつのバッグになる」という、ありそうでなかった発想から生まれたStrapack。

ストラップとショルダーバッグを兼ねた2WAY仕様で、通常“パーツ”として扱われがちなストラップを、「ストラップ=本体」と再定義した逆転のアイデアから生まれたプロダクトです。

こうしたアイテムを形にできたのは、master-pieceがこれまでに積み上げてきた素材開発力や構造設計力、そしてファッションと機能の両立を追求する姿勢があったからこそ。

さらに注目したいのが、7色展開という豊富なカラーバリエーション。こんな挑戦的なアイデアを、ちゃんとファッションとしてなり立たせているのは、やはりこのブランドだからこそできることでしょう。

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ファッションを邪魔しないシンプルなデザインながら、しっかりと存在感もあるのが魅力。さりげなくアクセントになる絶妙なバランス感で、コーディネートの“抜け”にもひと役買ってくれます。

また、付属のテープにはループが付いていて、カスタムでカラビナや小物ポーチを追加すれば、容量も拡張できて、「ちょっと足りない」をサクッと解決してくれて地味にありがたい。

さらにこのテープは、本体のストラップに連結すれば長さの調整にも対応。冬のダウンなど、ボリュームのあるアウターの上からでも快適に使えるようになっています。

どれくらい入る? 実際に必需品を詰めてみた

Photo: 吉嗣裕馬

では、気になる収納力はどうでしょうか?

試しに、僕の必需品である、iPhone13、モバイルバッテリー、ミニ財布、イヤホン、サングラスを入れてみることに。

Photo: 吉嗣裕馬

結果はというと、全部、無理なくすっきり収まりました。厚みのあるアイテムを重ねてもパンパンにならず、正面からの見た目もスッキリきれいなまま。「このサイズ感でここまで入るの!?」と、おどろくレベルです。

ちなみに、写真の左側には500mlのペットボトルを入れていますが、これもスッと収まります。

暑い日には水分補給用として、雨が心配な日には折りたたみ傘を入れておく、という使い方もOK。日によって持ち物を変えられる柔軟さも、このバッグの魅力のひとつです。

収納部分のサイズは、W7×H40×D〜7cm。

Photo: 吉嗣裕馬

実はこのバッグ、サイドのマチが大きく広がるように設計されているんです。荷物を入れると自然にふくらみ、使わないときはスリムに収まる構造。

アウターの中に入れたいときなど、シルエットをすっきり見せたい場面では、荷物を少なめに意識するのがおすすめです。

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そしてもうひとつ、ガジェット好きとして安心なのが“水への強さ”です。

本体素材には、master-pieceオリジナルの高機能ファブリック「MASTERTEX-07」を採用。高い耐久性に加え、耐水圧20,000mmという防水性も備えているため、雨の日でも安心です。

ちなみにこの数値、一般的な登山用の高性能テントやレインウェアを上回るレベル。ガジェットや貴重品を入れて持ち歩くバッグとしては、十分すぎるほどの性能です。

ファスナー部分もぬかりなく、止水仕様のYKK「AquaGuard」を採用。開閉部分からの浸水をしっかり防ぎます。さらに、左右どちらの肩でも使えるダブルファスナー仕様も地味に便利。こうした細部まで気の利いた設計も、master-pieceらしいこだわりです。

旅先でも活躍。ストラップ型ショルダーバッグの可能性

Photo: 吉嗣裕馬

では実際、どんなシーンで使えるの?ということで…たとえば旅行。

ボストンバッグに「Strapack」をつけて出発すれば、移動中はストラップとして使いながら、スマホやチケットはさっと取り出せる位置に。

で、現地に着いたらそのままミニショルダーとして街歩き。ちょっとした観光やカフェでも、必要なものだけ持って動けるのが便利なんです。

「行きも現地もこれひとつでOK」。そんな使い方ができるのも「Strapack」ならではの強みです。 ちなみに、今回使ったボストンバッグは「Potential 2WAY ボストンバッグ」(税込6万2700円)。「Strapack」と同じ素材・カラーで作られているので、自然に一体感が生まれ、見た目にもまとまりが出ます。

Photo: 吉嗣裕馬

そして、もうひとつおすすめしたいのが、いつも使ってるミニポーチとの合わせ技。“ちょっとそこまで”用のポーチって便利だけど、「あともうちょっとだけ入れば…」って思うこと、ありませんか?

そんなとき、「Strapack」をプラスすれば、足りなかった収納力も補えるうえに、元々ついていた細めのストラップよりもしっかりしているから肩が痛くなる…なんて悩みも解消。

背負いやすくなるし、収納も増えるし、いいことずくめ。いつものポーチもちょっとだけ頼もしく感じられますよ。

スマホショルダーやミニショルダーの流行、収納力のあるウェアラブルウェアの登場、そして「できるだけ手ぶらでいたい」という現代人の気分。そんな今だからこそ、ただの変化球ではなく、この形が普通に“欲しい”と思えるのかもしれません。