NY株式9日(NY時間16:24)(日本時間05:24)
ダウ平均   45711.34(+196.39 +0.43%)
S&P500    6512.61(+17.46 +0.27%)
ナスダック   21879.49(+80.79 +0.37%)
CME日経平均先物 43390(大証終比:-170 -0.39%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。手掛かり材料に乏しい中、明日の生産者物価指数(PPI)、明後日の消費者物価指数(CPI)の発表待ちの雰囲気に変化はない。

 先週金曜日の米雇用統計が予想以上に弱い内容となり、市場にはFRBの利下げ期待の高まりの半面、景気の先行き懸念も台頭している。今週のインフレ指標は高い数字が見込まれており、予想以上であればスタグフレーションへの警戒も高まるとの指摘もエコノミストからは出ているようだ。

 米労働統計局(BLS)が今年3月までの1年間の雇用統計の非農業部門雇用者数(NFP)の年次基準改定(速報値)が公表され、年間で91.1万人下方修正した。月間7.6万人近い下方修正となる。先週の米雇用統計とともにFRBの利下げ期待を後押ししそうな内容だが、米株式市場の反応は限定的だった。

 アップルが日本時間10日午前2時頃からイベントを開催する。新型のアイフォーン17が発表されると見られているが、このところの同社のイベントにはネガティブな反応が多く見られ、反応への警戒感もあるのかもしれない。

 デル・テクノロジーズ<DELL>が下落。前日引け後にマクギルCFOの退任を発表した。後任はシニア・バイスプレジデントのケネディ氏が暫定CFOを務める。

 ユナイテッドヘルス<UNH>が上昇。来年は同社の大半のメディケア・アドバンテージ加入者が、ボーナス支払い対象となる高格付けプランに加入する見込みとなっている。米証券取引委員会(SEC)への提出文書で明らかにした。

 AI開発者を対象にしたソフトウエアを開発するオランダのネビウス<NBIS>がNY市場で急伸。マイクロソフト<MSFT>が同社のAI向けクラウド計算資源を利用するため、総額200億ドル近くに上る複数年契約を締結した。

 バイオ医薬品のトルマリン・バイオ<TRML>が急伸。スイスのノバルティスが同社を1株48ドルの現金で買収することで合意した。

 看護ケア施設運営のPACS<PACS>が大幅安。アプトCFOの不祥事による辞任を発表した。

 フォックス<FOXA>が下落。メディア界の大物ルパート・マードック氏の一族は、FOXニュースの親会社フォックス<FOXA>およびニューズ・コーポレーションの経営権を握る信託を巡る訴訟について和解に達した。長男のラクラン・マードック氏が一族のメディア帝国の後継者となる形が確定。

 衛星画像のプラネット・ラブス<PL>が大幅反落。3億ドルの5年満期の転換社債を発行すると伝わった。

 企業向けソフトウェア開発を手掛けるオーストラリアのアトラシアン<TEAM>がNY市場で上昇。オーストラリア紙の報道によると、同社は欧州でサポート関連業務に従事する200人を削減した。

 鉱物資源探査のカナダのテック・リソーシズ<TECK>が大幅高。英鉱業大手アングロ・アメリカンが同社と合併することで合意した。

 セキュリティのセイルポイント<SAIL>が決算を受け下落。好決算ではあったものの、それほど印象的ではなかったとの指摘が出ている。

 半導体のウルフスピード<WOLF>が急伸。再建計画が承認されたと発表した。

 医療保険のヒューマナ<HUM>が下落。メディケア保険プランがボーナス支払いを得るための基準が厳しくなったとの報道を嫌気している。