SyncMOF(株)(TDB企業コード:906053249、資本金500万円、愛知県名古屋市千種区千種2-22-8、代表畠岡潤一氏)は、7月30日に債権者(代表畠岡潤一氏)より名古屋地裁へ民事再生法の適用を申し立てられ、8月15日に再生手続き開始決定及び管理命令を受けた。

 管財人には眞下寛之弁護士弁護士法人佐藤・眞下法律事務所、愛知県名古屋市中区丸の内3-14-32、電話052-218-3721)が選任されている。

 当社は、2019年(令和元年)6月に設立された、多孔性材料MOF(モフ、金属有機構造体)を軸としたガス制御などの事業化を目的とした、名古屋大学発のスタートアップ企業。MOFについての知識を活かし、必要とする企業からヒアリングを行い、当社独自のAIにて最適なMOFを見つけ出し合成を行い提供するサービスを主力としていた。近時は、2025年大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」のスペシャルパートナーとして、DAC(直接空気回収)技術を活用したコンテンツ「ヒーローになる二酸化炭素」を常設展に出展するなど積極的な活動を行っていた。

 しかし、役員間で意見の相違が生じ正常な業務上の意思決定ができなくなる可能性が生じたことに加え、資金繰りに不安が生じる可能性もあることから今回の措置となった。

 負債は約2億8500万円の見込み。

 なお、事業は継続中で、今後、広くスポンサーを募っていく方針。スポンサー支援に関する連絡は、上記管財人事務所まで。