“パン激戦区”谷根千の厳選5店 スイーツ系から総菜系まで至福の食べ歩き!

東京・谷根千の調査中、よく見かけたのがパン屋さん。しかも、今どきのブーランジェリーに町パン、ベーグル専門店まで多彩なのです。ならば!と、パン好きライター肥田木がぐるりとパン屋めぐりを敢行しました。
『Think(シンク)』@谷中
シグネチャーは「サングリア」。写真の「赤」は赤ワインで煮たイチジク等とナッツが入る断面に垂涎だ。小麦粉に水と甘酒を加えた独自の水種×湯種の製法で焼くのが特徴で、そのみずみずしい生地に驚くはず。
クロワッサン380円 ミルクフランス350円 サングリア(赤)ハーフ900円

パンはほとんどが超高加水。加水率115%のバゲット生地を使う「ミルクフランス」など、どれも稲妻が走る旨さだ。ベルギー産発酵バターと焦がしバターが芳しい「クロワッサン」もまた舌で儚く崩れる芸術の如き。まあ行ってください、感動で震えます。

シェフ ブーランジェ:鈴木嵩志さん「評判の焼菓子もチェック!」

[店名]『Think(シンク)』
[住所]東京都台東区上野桜木2-15-6 上野桜木あたり 2号棟 1階
[電話]03-5834-7547
[営業時間]10時半〜17時※売り切れ次第終了
[休日]月・火(祝の場合は翌休)、他不定休
[交通]JR山手線日暮里駅から徒歩8分など
『Les Inities(レ ジニシエ)』@根津
看板商品「バゲット・トラディション」はフランス産100%の小麦粉や塩などを使用。現地の伝統的なレシピを受け継ぎ、本場らしい味を追求しているそう。外側が香ばしくて小麦の香りも豊か、食事のお供にピッタリだ。
クロワッサン

繊細な層がサクッと香ばしい「クロワッサン」やシンプルな食パン「パン・ド・ミ」もおすすめ。パリの街角にあるような店構えも素敵!

[店名]『Les Inities(レ ジニシエ)』
[住所]東京都文京区根津2-32-5
[電話]090-8041-6329
[営業時間]10時半〜18時※売り切れ次第終了
[休日]月
[交通]地下鉄千代田線根津駅1番出口から徒歩5分
『ベーカリーミウラ』@千駄木
全粒粉酵母など数種の自家製酵母を使い分けるパンが評判。中でもドイツ産有機ライ麦を使う「ライ麦」は酸味が強過ぎず何にでも合うオールマイティな味だ。都内の飲食店やホテルにも毎日卸しているそう。
ライ麦2.2円/g

「コーンチーズ」はバゲット生地に北海道の大粒コーンとデンマーク産マリボーチーズがたっぷり、上にはモッツァレラも!その深い旨さに一瞬で惚れました〜。

[店名]『ベーカリーミウラ』
[住所]東京都文京区千駄木2-2-15 1階
[電話]03-5834-8972
[営業時間]8時〜17時※売り切れ次第終了
[休日]火・水
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅1番出口・根津駅1番出口から徒歩7分
『ラ・スール・リマーレ』@谷中
職人歴38年の店主が焼くパンは約60種。ご近所の名門開成中学・高等学校でもパンを販売しているとか。今回注目したのは「コーヒーあんぱん」。
コーヒーあんぱん259円

焼き目も香ばしい生地の中はコーヒーを加えたこし餡とミルキーなホイップクリームの二重奏。かぶりつけばカフェオレのような味わいにほっこり。夏は冷やして食べるのもおすすめ。

[店名]『ラ・スール・リマーレ』
[住所]東京都台東区谷中3-13-9
[電話]03-3827-8518
[営業時間]8時半〜18時
[休日]不定休
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅2番出口から徒歩5分
『福ベーグル 夕やけだんだん谷中銀座店』@谷中
群馬発のベーグル専門店が’21年に東京進出、都内の店舗はここだけだ。契約栽培の北海道産小麦粉やミネラル豊富な沖縄のきび糖など安心・安全で上質な材料にこだわり、定番から季節限定まで約30種を店で焼いている。
かぼちゃかぼちゃ389円
「かぼちゃかぼちゃ」はカボチャパウダーを練りこんだ生地の中にカボチャ餡が入る創業以来の人気品。谷根千ならではの「猫ベーグル」はお土産にも!
[店名]『福ベーグル 夕やけだんだん谷中銀座店』
[住所]東京都荒川区西日暮里3-10-6 セ・アベーレ谷中銀座EAST1階
[電話]03-5834-8908
[営業時間]10時〜16時※売り切れ次第終了
[休日]不定休
[交通]JR山手線日暮里駅西口から徒歩6分など
おいしいパンを求め食べ歩いた結果は?
ご存じですか?谷根千がパンの街でもあることを。パン好き肥田木はもう大変。芳しい香りを求めてあっち向いてクン、こっち向いてクンクン。
まずは古民家の複合施設「上野桜木あたり」にある注目店『Think』を覗くと……きゃお、整然と並ぶ神々しいパン&焼菓子に目の色激変、荒ぶる鼻息が抑えられんっ。中でも「サングリア」なんてすごいよ。超高加水のみずみずしい生地と果実の芳醇さはまさにカクテルのサングリアを味わっている感覚だ。「ミルクフランス」も衝撃。ぷるぷるのバゲット生地となめらかなクリーム、両者の対比を感じさせない味を目指したそう。
そんな高加水生地と真逆で印象的だったのが根津の『レジニシエ』だ。バゲットは外側がパリッを通り越してガリッと軽快。本場らしさにこだわるとかで、食べれば気分はパリジェンヌ♪と人目も気にせずガシガシかじりながら千駄木方面へ、お次は自家製酵母を使う人気店『ベーカリーミウラ』。
ここでは「コーンチーズ」に恋に落ちた。大粒コーンとチーズが織りなす味は老若男女に根強いファンが多いとか。谷中では町パンも見〜っけ、『ラ・スール・リマーレ』。ほろ苦い「コーヒーあんぱん」は辛党の私でも2個はイケる。さらに夕やけだんだん横の『福ベーグル』ではむぎゅっとした生地の虜に……もうパンでお腹もパンパン!
撮影/小澤晶子、取材/肥田木奈々
※月刊情報誌『おとなの週末』2025年5月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「東京・谷根千のスイーツ店7選 スイーツは買い食いが楽しい、手土産にもぴったり」では、手土産にぴったりな谷根千のスイーツ店7選を紹介します。



