【注目アート作品9選】最新のアートを一度にたくさん楽しめる!瀬戸内国際芸術祭2025が開催中

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◆【注目アート作品9選】最新のアートを一度にたくさん楽しめる!瀬戸内国際芸術祭2025が開催中

《歩く方舟》山口啓介(屋外作品 2013年)/男木島
3年に一度開催される、「瀬戸内国際芸術祭」が2025年も開催! 土地が持つ自然を彩るアートなど他では味わえない魅力がたっぷり。芸術祭をより知るヒントとともに楽しんで。


2025年で6回目!瀬戸内国際芸術祭を楽しもう
日本の芸術祭の代表的存在で、瀬戸内海の島々に“アートの島”のイメージを根付かせた瀬戸内国際芸術祭(=瀬戸芸)が2025年も開催中。初の常設ギャラリーも登場し、注目作品がさらに盛りだくさん。2010年から3年に一度開かれるアートの祭典を、のどかな海と個性豊かな島とともに魅力を実感してみて。

〜芸術祭とは? 3つのヒントで知ろう〜
■その1:芸術祭はいつ始まったの?
1895年「ヴェネチア・ビエンナーレ」が最古で、ドイツ「ドクメンタ」「ミュンスター彫刻プロジェクト」が世界3大芸術祭。日本では新潟県の2000年「大地の芸術祭」、神奈川県の2001年「横浜トリエンナーレ」が芸術祭の始まり。

■その2:日本の芸術祭の特徴とは?
「横浜トリエンナーレ」などの都市型と「大地の芸術祭」などの地域型があり、後者は日本独自。過疎化が進む地域を会場にその地の特徴に着想を得た作品を展開。経済貢献も生まれ、同様の課題を持つ外国にも拡大中。

■その3:日本の芸術祭で2025年のおすすめと楽しみ方は?
過去最大作品数で参加国も最多の「瀬戸内国際芸術祭2025」へぜひ! アートを通してその土地の魅力を知り、地域の方との交流を楽しんで。交通が不便な会場が多いためオフィシャルツアーがおすすめ。
〜教えてくれた人・山口朋子さん〜
アートフロントギャラリー芸術祭広報。越後妻有に移住し「大地の芸術祭」現地広報や同社の芸術祭広報などを兼務

◆「瀬戸内国際芸術祭2025」注目の島と作品をピックアップ

《海を夢見る人々の場所》ヘザー・B・スワン+ノンダ・カサリディス(屋外作品 2022年)/豊島
エリアが広がった2025年の瀬戸芸。なかでも外せない豊島を中心に、注目作揃い。高松から訪れやすい男木島・女木島にもぜひ。移住者の多い男木島では、子供たちが駆け回る光景にも心和む。古民家で作品制作を行う美術作家・松井えり菜さんは「子供の頃に“ヘン”なものをたくさん見ておくと、そのときは無意識でも心に蓄積され豊かな発想力につながる。瀬戸内国際芸術祭はそんな個性的なものがいっぱい観られるいい機会です」と教えてくれた。さらに小豆島では圧倒的スケールの作品が多いうえ「瀬戸内アジアギャラリー」がリニューアル。アジア6カ国の作家の作品展示のほかカフェも運営される。


【注目の島その1・豊島】目玉新作が登場する、必訪の豊島
■作品名/《線の記憶》(屋内作品 2025年)
■作者/塩田千春
豊島で使われていた素麺の製造機3台を、赤い糸で空間とともに編み込む作品。島に残る生活の記憶を伝える。


【注目の島その2・男木島&女木島】注目新作と名作が多数!
男木島
■作品名/《ゆめうつつ〜ミライのワタシ》(屋内作品 2025年)
■作者/松井えり菜 
男木島の風景や作家の自画像で構成された空間。天井の障子には島の子供たちによる自画像を重ねた“未来の男木島人”が。


男木島
■作品名/《男木島パビリオン》(屋内作品 2022年)
■作者/大岩オスカール+坂 茂
島有数の絶景が広がるガラスに描かれた空想の世界。


女木島
■作品名/《ISLAND THEATRE MEGI「女木島名画座」》(屋内作品 2016・2025年)
■作者/依田洋一朗 
倉庫が古きよき映画館に。全館に施されたペイントは圧巻。上映会も実施する。


女木島
■作品名/小さなお店プロジェクト《いのちの詩・あまのおと》(屋内作品 2025年)
■作者/柴田あゆみ
切り絵を使い光の陰影を表現した繊細ながら壮大なインスタレーション。作品販売も行う。




女木島
■作品名/《生成するウォールドローイングー女木島・鬼ヶ島大洞窟壁画》(鬼ヶ島大洞窟内作品 2025年)
■作者/村山悟郎
女木島の地形に着想を得たイメージを鬼ヶ島大洞窟の壁画に表現。


【注目の島その3・小豆島】瀬戸内国際芸術祭初の常設ギャラリーも! 圧倒的大作が勢揃いの小豆島
■作品名/《オリーブのリーゼント》(屋外作品 2013年)
■作者/清水久和
オリーブ畑の中のユーモラスな立体作品。


■作品名/《はじまりの刻》(屋外作品 2022年)
■作者/三宅之功
「夕陽の丘」に設置された高さ3.7m、幅2.4mの陶作品。