Pixel 6シリーズ以降のGoogle製スマートフォンおよびタブレットにはPixelシリーズ専用プロセッサ「Tensor」シリーズが搭載されています。このTensorシリーズを巡っては「実はSamsung製チップをベースにしたカスタムプロセッサなのでは」というウワサが存在しているのですが、新たに海外メディアのThe Informationが「Googleが完全独自開発プロセッサの開発に取り組んでおり、2025年にリリース予定」と報じました。

Inside Google’s Efforts to Develop Custom Chip for Pixel - The Information

https://www.theinformation.com/articles/inside-googles-efforts-to-develop-custom-chip-for-pixel



Google Delays Its Fully Custom Chipset For The Pixel Lineup By A Whole Year, Will Stick With Samsung Designs For Now

https://wccftech.com/google-pixel-fully-custom-chipset-delayed-to-2025/

Google will reportedly use TSMC to make its first custom Pixel chip; delayed to 2025 - Neowin

https://www.neowin.net/news/google-will-reportedly-use-tsmc-to-make-its-first-custom-pixel-chip-delayed-to-2025/

GoogleはPixelシリーズに搭載されているTensorプロセッサについて、「独自開発プロセッサ」であることをアピールしています。例えば、折りたたみ式スマートフォン「Google Pixel Fold」の公式ページには「Google Pixel専用に開発されたGoogle Tensor G2」と記されている他、Android公式サイトでも「Tensorとは、Google Pixel専用に開発されたプロセッサです。Googleが独自でAndroidスマホのプロセッサを開発するのは、Tensorが初の試みとなります」と述べて独自開発プロセッサであることを強調しています。



しかし、Tensorプロセッサを巡ってはモデル番号やハードウェア構成などからSamsung製プロセッサ「Exynos」をベースとしたカスタムプロセッサである可能性も指摘されています。

そんな中、The InformationはGoogleが「Redondo」というコードネームでSamsungと協力せずに完全独自開発のプロセッサを開発していたことを報じました。The InformationによるとRedondoは当初2024年にリリース予定でしたが、開発に遅れが生じたとのこと。その後、GoogleはRedondoに代わって「Laguna」というコードネームでプロセッサの開発を進めており、2025年中に「Tensor G5」としてリリースすることを目指しているとされています。





また、既存のTensorシリーズの製造はSamsungが担当していますが、「Tensor G5」はTSMCの3nmプロセスで製造されるとのことです。