志麻さん流「焼きそば」をつくる4つのコツ。少しの工夫で一気にプロの味に
フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。
そんな志麻さんのレシピには、いつもの料理が簡単においしくなる工夫が満載! 今回のレッスンテーマは「焼きそば」です。
「焼きそば」は肉・魚と野菜を別々に炒めるのが重要!

「気軽につくれて、忙しい日のお昼ごはんなどにもぴったりの『焼きそば』。肉や海鮮、野菜などの具材を一気に炒め、そこに麺を入れる…というつくり方をしている人も多いのではないでしょうか? じつは、この“一気に”を見直すだけで、仕上がりが断然変わってくるんです」
いつもの焼きそばが格段においしくなるポイントを志麻さんがレクチャー!
<ポイント1>炒め油は多めに

炒め油が少ないと焦げつく原因になるので、多めに入れましょう。炒めたあとザルに上げて汁気をきるので、野菜の炒め油は多めに使っても、しつこくなりません。

麺は、焼きそばにまぶされている油を使って焼いていきます。できるだけいじらず、焼きつけるように。
<ポイント2>料理のおいしさは味のメリハリ

タンパク質にはしっかり味をつけ、麺は適度に。野菜は、炒め合わせているうちにほかの素材につけた味が移る程度でOK。
今回ご紹介するレシピでは、ニンニクとショウガはあと入れにして火をほとんど入れません。ガツンとくる中華の味わいはこれがポイント。
<ポイント3>2人分がマスト!
4人分でつくってもいいですが、2人分ずつ分けた方がべちゃっとせずおいしく仕上がりますよ。
<ポイント4>肉・魚と野菜は別々に炒める
おいしい焼きそばをつくる最大のポイントは、肉・魚と野菜は別々に炒めること。肉と野菜は火のとおり方が違うので、同時にベストな状態で炒めあげるのはとても難しいんです。魚と野菜も同様。別炒めして後でさっと合わせれば、手軽に、そして確実においしく仕上がります。
さらに、別炒めのいいところは、具材別に味つけの濃淡をつけ、食感を生かせること。野菜は塩をふると水気が出るのであくまで軽めにシャキッと、代わりに肉にはしっかりふるなど、メリハリもつけられます。
●海鮮焼きそば
【材料(2人分)】
中華蒸し麺(焼きそば用) 2玉
むきエビ(冷凍) 6尾
ロールイカ(冷凍) 1/2枚(60g)
チンゲンサイ 1株
ニンジン 1/4本
シメジ 1/2袋
長ネギ 1/2本
サラダ油 大さじ2と1/2
ニンニク、ショウガ(各みじん切り) 各1かけ
塩 ひとつまみ
コショウ 少し
オイスターソース 大さじ1と1/2
【つくり方】
(1) エビとイカは解凍し、イカは格子状に切り目を入れてから食べやすい大きさに切る。チンゲンサイは縦半分に切ってから根元を切り落として2cm幅に切り、軸と葉に分けておく。ニンジンは短冊切りにする。シメジは石づきを除いてほぐし、長ネギは1cm幅の斜め切りにする。
(2) フライパンにサラダ油大さじ1と1/2を強火で熱し、(1)のチンゲンサイの軸、ニンジン、長ネギを入れて炒める。野菜の表面に水分がにじんできたらシメジを加え、シメジの表面に水分がにじんできたらチンゲンサイの葉を加える。全体に油が回ったらザルに上げる。
(3) 同じフライパンに残りのサラダ油をたして強火で熱し、(1)のエビとイカを炒める。少し焼き目がついたら火を止め、ニンニクとショウガを加えて余熱でさっと炒め、塩、コショウをして(2)のザルに上げる。
(4) 中華麺は袋のまま耐熱皿に並べて電子レンジ(600W)で1分加熱し、(3)のフライパンにほぐし入れる。できるだけいじらずに焼きつけ、少し焼き目がついたらオイスターソースを加えてさっと炒める。全体になじんだら(3)のザルに入った具材を戻し入れ、炒め合わせる。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
各レシピに表記されているカロリーは、とくに指定がない限りすべて1人分です
計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです
電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります
電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください
現在発売中の『à table SHIMA vol.04 春号』(扶桑社刊)では、タサン家のデイリーごはんレシピをたっぷり掲載。定番料理やフランス人も大好きなジャガイモレシピ、新タマネギやアスパラを使った春レシピなど、楽しい特集が盛りだくさんです。
また、『志麻さんのベストレシピ 料理のきほん編』では、「これだけは覚えておいてほしい」という志麻流“おいしい”をつくる20のルールを紹介しています。
