炊飯器を捨ててよかった。ストレスを感じていた理由と、代わりに使っているもの
毎日のごはんづくり、そして「炊飯」。「炊飯器を手放して鍋でご飯を炊くようになったら、ストレスから解放されました!」というのは、ライフオーガナイザーの尾花美奈子さん。詳しく教えてくれました。
暮らしの見直し。「お鍋炊飯」でイライラから解放!
この時期は新学期や新生活をきっかけに、暮らしの見直しや整えをされる方もいるのではないでしょうか。
わが家もこれまでたくさんの見直しをして、自分に合わないものやことを手放し、その結果余裕のなかった空間と時間にゆとりができました。
今回はそのなかでも、炊飯器を手放したときのことについて話したいと思います。
【写真】炊飯器の内ブタ。ふきこぼれが起きると悲惨な状況に…。
●洗うパーツが多い炊飯器。とくに内ブタの汚れにイライラする日々
暮らしの見直しでキッチングッズもいろいろ手放しましたが、手放して間違いなくいちばんゆとりにつながったのは「炊飯器」です。
炊飯器といえば予約炊きもできて便利ですし、毎日使用されている方からすれば不思議に思われるかもしれませんが、私にとっては「洗う手間がかかる」ということが負担になる存在でした。

とくに内ブタとそのまわりのパッキン。取扱説明書には「使用するたびに洗ってください」と書かれているものの、ベタつきや乾いたご飯がついて落ちづらく、力を入れすぎて洗っていたのか次第にパッキンが傷んでしまいました。さらに炊飯のときにそこからふきこぼれが起きて、ますます汚れやすくなるという悪循環に…。
結局内ブタを買い替えたのですが、新しくしても同じことの繰り返しでイライラしながら洗っていました。

ふきこぼれが起きると、本体まで汚れるという悲惨な状況に…。
●シンプルなお鍋で炊けば内ブタ洗いから解放される!
そういった状態に転機が起きたのは、夫がお鍋でご飯を炊いたことでした。私の帰りが遅くなったときに在宅していた夫が、キャンプのときと同じようにお鍋で炊いたのです。
空っぽになったそのお鍋を洗ったときに洗いやすさと簡単さに感激し、すぐに夫にお鍋での炊き方を教わりました。

使うのは普通のお鍋なので土鍋より軽くて扱いやすく、普段から使うので置き場所も取らず、お鍋炊飯はいいことだらけでした。
夕飯でご飯を食べきってしまい翌朝用にまた炊くことになった場合も、炊飯器は1つしかないのですぐに洗わなければいけませんが、お鍋ならほかのお鍋を使えばOK。
とくに疲れているときや時間がないときは、その点がとても助かります。
●帰宅時に炊き始めても大丈夫、という安心
すっかりお鍋炊飯のとりこになったものの、じつは炊飯器も手放せずにいました。というのも、炊飯器の予約炊飯の機能が外出時にはとても便利だったからです。
帰りが遅くなってしまってもご飯が炊けていれば、簡単なおかずをつくったりしてどうにか乗りきれますよね。その点が魅力的で、お鍋炊飯をメインにしつつ時々炊飯器も使うという二重生活が続くことに。

でもあるとき、お鍋炊飯の炊き上がりの早さに気づきました。お鍋にもよりますが、私が使っているお鍋では13分程で火を止めて蒸らします。それなら予約炊飯と同じように出がけにお米を水に浸すところまでやっておけば、帰宅後すぐに火にかければ荷物を片づけたりおかずを用意したりしているうちに炊きあがるのです。
「予約をしなくても間に合う」という実感がつかめたことで、やっと内ブタの汚れとの戦いだった炊飯器を手放すことができました。
●ものと向き合うことが負担を減らしゆとりを生むポイント
もちろん炊飯器で煮込み料理やお菓子づくりをするなど、ご飯を炊く以外に使用して重宝されている方は、それによって暮らしが豊かになっているので手放しを検討される必要はありません。
暮らしを見直す際には炊飯器に限らず、その家電や家具、グッズが自分にとってどのような存在かをよく考えてみましょう。負担になっていたり、なにもゆとりを生んでいないようなら、「手放す」選択をしてもいいのではと思います。
