ツイッターユーザー・たるっち(@taruchi)さんの投稿より

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まるで任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」が巨大サイズになったよう−−。

コントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」に模した棚を自作し、テレビをゲーム機本体に見立てている写真が、ツイッターで「再現度高すぎ」などと感心を集めている。投稿者に制作のこだわりを聞いた。

「大人の本気の遊び!大好きです!!」

話題となっているのは、ツイッターユーザー・たるっち(@taruchi)さんによる2022年10月30日の投稿だ。下記のように笑いを誘い、テレビの周辺を写した写真を披露した。

「ついに我が家にも有機ELのSwitchが!でかいとは聞いてたけど、ここまででかいとは...。ジョイコンのところにソフトとか入れられ... ん????」

テレビの左右に設置されたジョイコン風の白い棚には、再現度の高い立体的なボタンやスティックを模した装飾がついている。テレビには実際のゲーム画面が表示されており、全体でみると、巨大化したスイッチといった形だ。棚にはゲームソフトなどが、下のテレビ台にはゲーム機が収納されている。

続く投稿によると、3か月の土日を制作に費やした。材料は主に「パイン集成材」を使い、材料費だけで3〜4万円かかったという。テレビは65型の液晶だとしている。

発端となった投稿は8000件のリツイートや4万6000件超の「いいね」を集め、「で、でかすぎるうううううううううう」「再現度高すぎて一瞬本物かと思ってしまいました」「こういった大人の本気の遊び!大好きです!!」「DIYすごすぎるー!」と感心する声が寄せられている。

投稿者・たるっちさんは11月1日、J-CASTニュースの取材に対して、反響の大きさに「いまだに信じられない感じです」と驚き、「この投稿で少しでもニヤリとしていただけたなら嬉しい限りですね」と伝えた。

「作れそうだったら作ってみよう精神」の投稿者

ジョイコン風の棚はゲーム類の収納用として、YouTubeで公開されていたDIY動画を参考に「見よう見まねで作りました」とたるっちさん。まずは棚を乗せる台から作っていった。

制作期間の長さには「行き当たりばったりのせい」もあったと振り返る。

こだわったのはボタンやスティック部分だと説明する。参考にした動画では形が簡略化されていたが、実物に寄せることを目指した。苦労したものの、「正面から見たときのスティックのあの感じは我ながら、やってやったぜwwwってなりました」と喜ぶ。

ちなみに工作自体は「欲しいものがあって、それが作れそうだったら作ってみよう精神」で多々してきたものの、大きな作品は初めてで、新鮮な気持ちで取り組めたとする。

ほかに、制作時の裏話を「家族には設置するまでは『棚を作ってる』としか伝えず内緒にしていたので、いつバレるかヒヤヒヤはしましたね!」とも明かす。先の投稿では「子供も喜んでいた」と報告していた。

「次回作...は未定ですが、トイレの収納棚や和室にも棚が欲しいと思っています。ゲームとは関係ないものになりそうですね!」とたるっちさんは意気込んだ。