この記事をまとめると

■いまガソリン価格の高騰が話題

■ちょっとした心がけで燃費を抑えることができる

■低燃費走行のコツについて解説する

ちょっとした心がけで燃費が向上

 原油価格の高騰や為替相場の円安など、ガソリン価格が高くなる要素しかない現在、少しでも燃料代を抑えたいというのは自動車ユーザーが多く抱える悩みではないだろうか。

 かといって、いきなり最新の低燃費モデルやハイブリッド車に乗り換えるというのも現実的ではない話であり、そうなると今の愛車の燃費を向上させるというのが手っ取り早い方法と言えるだろう。

 単純な計算ではあるが、リッター10kmだった燃費を11km/Lに改善することができれば、燃料代が10%下がるのと同じことなのだから、やらない手はないハズ。

 ではどのような点に気を付ければ低燃費走行を実現できるのか、今一度振り返ってみよう。

急発進はしない

 クルマが燃料を多く消費する際たる要因が発進加速だ。1トンから2トンもあるクルマを動かすのに相当なエネルギーが必要というのは何となく想像がつくと思うが、ここで一気にアクセルを踏み込むような加速をしてしまうと当然ながらそれ相応の燃料を消費してしまう。

 そのため、発進加速はなるべくふんわりと加速をするように心がけ、急加速をしないように気を付けるだけでもかなり燃費は変わってくるハズだ。

 とはいえ周囲の交通に迷惑をかけるほどゆっくり加速をするのはナンセンスなので、周囲の交通の流れを鑑みながら優しいアクセル操作をするのがいいだろう。

 また、渋滞している道路では頻繁に発進と停止を繰り返すことになるため、少々遠回りでも流れのよいルートを選んだほうが、結果的に燃料消費量が少ないというケースもある。

空気圧を規定値にする

 クルマと路面を唯一繋げているもの、それがタイヤだ。そのため、タイヤの状態が燃費に与える影響も少なくない。車種によって規定値となる空気圧は異なるものの、その規定値よりも空気圧が低いと転がり抵抗が増え、燃費が悪化する要因ともなる。

 最近のエコカーなどは規定の空気圧が高めになっているが、これは空気圧が高いとよりタイヤが転がりやすくなるためなのだが、規定値以上に空気を入れたからと言ってさらに燃費が伸びるというわけでもなく、むしろタイヤのグリップ力が下がって危険な状態にもなりかねないので、キチンと規定値を守るようにしたい。

アクセルをすべて戻すと燃料は一切消費しない状態になる

アクセルオフを早めにする

 エンジンが動いているときは常に燃料を消費しているというイメージがあるが、じつは走行中にアクセルをすべて戻した状態では燃料カットが働き、燃料は一切消費しない状態となっている。

 そのため、前方の信号が赤になっているなど、このあとブレーキを踏んで減速することがわかっている状態であるならば、事前にアクセルをオフにして惰性で進むようにすれば余計な燃料を使わなくて済むのだ。

 なかには前が詰まっているにもかかわらず加速をし、急減速をするといった運転をするドライバーもいるが、これはもっとも無駄な動きということになる。

 また下り坂では消費燃料を抑えるためにニュートラルで下るというとんでもない意見を見たことがあるが、前述したようにアクセルオフでは燃料カットが入る一方、ニュートラル状態ではアイドリング状態となるため燃料を消費してしまうし、駆動力がどの車輪にも伝わっていない状態ではクルマの動きが安定しないため、百害あって一利なしなので注意したい。

余計な荷物は下ろす

 これもちょっとイメージすればおわかりいただけると思うが、重いクルマよりも軽量なクルマのほうが燃費に不利となる。そのため、不要な荷物を積んだままにしておくのはそれだけで燃費に悪影響を及ぼすことになる。

 燃費に与える影響は微々たるものかもしれないが、それが年単位になってくればそれだけで消費する燃料にも違いが出てくるわけで、不要なものであるならば下ろすことのデメリットは皆無と言えるだろう。

 ただ、軽くなるからといってスペアタイヤ(パンク修理キット)や工具類などまでも下してしまうのはいざという時に困るので、あくまで不要な荷物のみにとどめておきたいところ。

 また軽量にするために満タンにはせず、こまめに給油するという人もいるが、ここのところは日に日に燃料代が上がっているため、特売日などの比較的安いタイミングで満タンにしてしまったほうがトータルのコストは低く抑えられる可能性もあるので、熟考したい。