厚生労働省が作成している「毎月勤労統計調査」という統計に不正があったり、国土交通省が建設業の基幹統計を書き換えていたりと、日本の統計の信頼性を揺るがす問題が立て続けに起き、中国でも注目が集まっている。(イメージ写真提供:123RF)

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 厚生労働省が作成している「毎月勤労統計調査」という統計に不正があったり、国土交通省が建設業の基幹統計を書き換えていたりと、日本の統計の信頼性を揺るがす問題が立て続けに起き、中国でも注目が集まっている。

 かつては中国の統計は信じられないといった論調を目にすることがあったが、中国でも「日本の統計は信じられるのか」という声が上がっている。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「日本の統計に関する不正をどう思う?」と質問するスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーたちが議論を交わしている。

 統計の信頼性を揺るがす問題に対して、「日本はまじめな国ではなかったのか」と反応する中国人ユーザーもいたが、何も驚くようなことではないとの冷静な意見が大半を占めていた。「国に関わらずこういうことはある」、「個人レベルでも、企業も国も皆がしている」という人が目立ったのは、お国柄なのかもしれない。

 また、「経済データを偽造したのか?日本はなんて恐れ多いことをしてくれたのだ。やっぱりわが国のほうがずっと良いね。すべてのデータはあやふやではなくはっきりとしている。資本主義は諸悪の根源だ」という人もいたが、これは明らかに中国の発表する数字に対する皮肉だ。

 日本の問題は、中国人に衝撃を与えることは特になかったようだ。これは過去に起きた日本企業の偽装問題で慣れてしまったのか、それとも中国国内ではよくあるためなのか、いずれにしろ中国人にとっては何も目新しい話ではなかったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)