Mark Blinch / Reuters
Mark Blinch / Reuters

Blackberryが、かつてのBlackBerry端末が搭載していたBlackberry OSの重要な機能のいくつかが2022年1月4日で利用できなくなると改めて発表しました。BlackBerry OSは2013年に開発を終了しています。

具体的に対象となるのはBlackBerry OS 7.1以前、BlackBerry 10、BlackBerry PlayBook OS 2.1以前が提供する電話、SMS、緊急通報(911)を含め、さらにWiFi機能やBlackBerry Link、BlackBerry Desktop Manager、BlackBerry World、およびBlackBerry Blendなどといった機能も完全な動作が保証されなくなるとのこと。わかりやすく一言でいえば「サポート終了」です。

BlackBerryは2017年に、数年をかけてBlackBerry OS向けのサービスを停止することを予告。ただし「少なくとも2年間は」サービスを利用できるとしていました。そして2020年9月には、今回と同内容のサービス停止を発表しています。今回の告知は、期日が近づいてきたために念押しとして改めて発表されたと考えて良さそうです。

BlackBerryといえば、かつてはオバマ元大統領も使っていたスマートフォンの元祖的なデバイスで、物理的なQWERTYキーボードを搭載しているのが大きな特徴、かつ熱狂的なファンを抱えていました。

しかし、2010年頃には栄華を極めたこの多機能携帯電話も、iPhoneとAndroidの台頭によって急速にそのシェアを落とすことになりました。その後ハードウェアとしては何度か市場から消えては(メーカーを変えて)復活を繰り返したものの、いまではBlackBerryと名の付くデバイスは販売されていません(2021年にOnwardMobilityなる企業がBlackBerryのライセンスを得て新型機を発表予定でしたが…)。

BlackBerry OSは2013年に開発を終了したため、以降のBlackBerryと名の付く端末はAndroidを採用しています。それを考えると、今日まで8年間もBlackBerry OSが携帯電話としての根本的機能・サービスを提供し続けて来たのは、かなり手厚いアフターサービスだったと言えそうです。

なお、BlackBerryはFAQでデータを他のプラットフォームに移行するためのヒントを提示しています。もし必要ならばご参考にどうぞ。

Source:BlackBerry