日本社会で人間関係を円滑にするには、「他人に迷惑をかけない」よう心掛けることが非常に大切だ。これは「迷惑をかけるのはお互いさま」という考え方の中国とは大きく違うところだ。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本社会で人間関係を円滑にするには、「他人に迷惑をかけない」よう心掛けることが非常に大切だ。これは「迷惑をかけるのはお互いさま」という考え方の中国とは大きく違うところだ。そのため、日本は旅行に来るのは最高のところだが、住むとなると疲れる、と言う中国人が多いのも事実だ。中国の動画サイト・西瓜視頻ではこのほど、日本で暮らす中国人が「日本で生活するのは大変だ」と愚痴をこぼす動画を配信した。

 動画を配信しているのは、日本在住で新興住宅地に家を買ったという中国人女性だ。家を買ったのは良いが、近隣住民がうるさくて辟易しているという。先日も、車の駐車位置のことでクレームが来て嫌な思いをしたと伝えている。

 その日はクーラーの取り付け業者が来て、家の前に車を停めたのだが、隣家の前を少しふさぐ形になったことで、「駐車後たった15分で不動産業者を通してクレームが来た」と腹を立てている。直接ではなく不動産業者を通したことも不愉快だったようで、「家を買ってしまったので、簡単に引っ越しもできない」とぼやいている。

 この配信者の気持ちも分からなくはないが、動画を見た視聴者のほとんどはそうは思わなかったようだ。「間違っているのはあなただ」という手厳しい指摘が多く寄せられた。「中国式の考え方だ」とため息交じりのコメントも多く、「中国では公共のものを私物化する傾向があるよな」、「日本人にとって一番重要なのは、他人に迷惑をかけないこと」など、日本に住みながら中国の習慣が抜けない配信者を批判する内容も目立った。

 こうした意見に対し、配信者は「道路は個人の所有地ではないし、隣家に迷惑はかけていない」と反論したところ、「公道は駐車場ではない」、「他人に迷惑をかけておいて、言い訳がましい」など、手厳しい反応が返ってきた。こうしたご近所トラブルは、日本人同士でも珍しくはないが、同じ中国人としては同胞に海外でトラブルを起こしてほしくない、という気持ちが強いようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)