橋本拳人(撮影:浦正弘/PICSPORT)

写真拡大 (全10枚)

今年3月、初招集されるとすぐに出場機会を得て、そのまますっかり日本代表に定着した橋本拳人だが、この日は良さを発揮することもなく65分、山口蛍と交代した。そして69分、その山口が日本のあげた唯一の得点をマークしている。

「ふがいないゲームをしてしまったなと……。特に前半は立て続けに失点して、なかなか自分たちに流れを持っていけなかったというのは……。前半のうちに修正したかったと思います」

前半、守備に行っても交わされ、パスしても通らなかった原因は、選手間の距離が開きすぎていたからだった。

「全体的に選手同士の距離感があまりよくなかったと思います。それに相手の守備もよかったですし、うまい選手もたくさんいました」

ここまで日本代表の中で順調な歩みを見せていただけに、ショックを受けたのではないか。

「全部が全部、うまくいくとは思っていません。ただ今日前半、悔しい思いをしたのでそれを次につなげていきたいですし、すぐまたリーグ戦もあるので……。ピッチでの悔しさはやっぱりピッチでしか取り返せないと思いますから、切り替えてやるのが大事だと思います」

ここまで答えたところで橋本は思い直したように「今日も収穫はありました」という。

「南米の選手は日本人と違う感覚がありますし、球際やボールの持ち方のうまい選手がいましたから、もっと自分の守備やパスの精度をもっと上げなければいけないとわかりました。そういう課題が見つかったのはよかったと思います」

ハーフタイムには森保一監督から球際の激しさなどの基本的な事項について話があったという。橋本はそういう自分の課題を1つずつ噛みしめながら振り返っていた。

【テキスト:森雅史/日本蹴球合同会社、撮影:浦正弘/PICSPORT】


(撮影:浦正弘/PICSPORT)


▼ ベネズエラ戦の先発イレブン

(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)


▼ 佐々木翔

(撮影:浦正弘/PICSPORT)



(撮影:浦正弘/PICSPORT)


▼ 森保一監督

(撮影:浦正弘/PICSPORT)