中国メディアは、世界市場における中国車は「日系車と比べるとどれだけ悲惨か」を伝える記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の自動車市場は冷え込んだままなかなか回復できていないようだ。2019年上半期の自動車販売台数は、前年同期比12.4%減と大幅に落ち込み、19年の販売台数見込みも下方修正されている。

 そんななかでも一部の日系メーカーは好調な売り上げを維持しているが、日系車と中国車の勢いの差は、世界の自動車市場にも表れているようだ。中国メディアの今日頭条は8日、世界市場における中国車は「日系車と比べるとどれだけ悲惨か」を伝える記事を掲載した。

 記事はまず、19年上半期の世界の販売台数ランキングトップ100の車種を紹介。トップ10の顔ぶれは前年とほとんど変化がなく、トヨタのカローラ、RAV4、カムリ、それにホンダのシビックとCR−Vがトップ10に名を連ねた。トップ100入りした車種数が最も多いのがフォルクスワーゲンで10車種、トヨタは9車種入っていると伝えた。日系車全体で言えば、国別最多となる30車種がランク入りしており、前年から3車種増加していると紹介している。

 これに対し、中国メーカーの車はトップ10どころか20位以内にも入っていないと指摘。長城汽車の「HAVAL H6」の31位が中国ブランドのなかでは最上位となったが、中国ブランドはトップ100の中に7車種しかランクインしていないと嘆いた。

 中国車については、世界市場で最も勢いを見せていたのは2017年で12車種ランクインしていたが、18年は9車種になり、19年は7車種と、減少を続けている。韓国車やフランス車は増加していることから、中国車だけが勢いを失っていると記事は分析している。

 中国車が勢いを失ってきたのは、やはり中国市場の冷え込みの影響が大きいのだろう。中国車はそのほとんどが中国国内での販売であるため、国内市場が冷え込めばランクを落とすのは必然だ。この点、日系車は日本のみならず米国や中国など多くの市場で人気が高く、この勢いはしばらく続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)