サッカーの長谷部誠選手(2018年6月撮影)

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昨年(2018年)末の紅白歌合戦に、「刀剣男士(とうけんだんし)」が登場して、大きな話題になった「刀剣乱舞(らんぶ)」。そのファンたちとサッカーファンが、なぜか一緒になって盛り上がっている。

合言葉は「長谷部(はせべ)の日」。2019年1月18日12時現在、ツイッターで話題になっている言葉を紹介する「トレンド」の上位に「長谷部の日」が入っているが、その原動力となったのは、ふたりの「長谷部」だった。

どちらも「1月18日」に縁がある

刀剣乱舞には、「へし切長谷部」なる刀剣男士が登場する。これは南北朝時代前後に活躍した刀工・長谷部国重の作とされる刀剣をもとにしたキャラクター。キャラにはそれぞれ「刀帳番号」と呼ばれる数字が振られているのだが、へし切長谷部の場合には「118」。その語呂にちなんで、ファンたちは1月18日を「長谷部の日」と呼び、キャラへの思いをツイートしている。

一方、サッカーで「長谷部」といえば、ドイツのブンデスリーガ、フランクフルトでプレーする長谷部誠選手(35)が思い浮かぶ。長年日本代表を務め、18年のロシアワールドカップ(W杯)でもキャプテンとして活躍したが、大会終了後に代表引退を表明。こちらは、1月18日が誕生日だ。

刀の長谷部と、サッカーの長谷部。その「意外な共通点」に、ツイッターでは刀剣乱舞ファンを中心に驚く声が出ている。

「え、サッカーの長谷部選手も誕生日なの!もうめっちゃ長谷部の日じゃん!!」
「っていうかサッカー選手の長谷部さんの誕生日でもあるんだwwwwなんという偶然wwww」
「今日は長谷部君の日かーと思ったら、長谷部誠選手の誕生日でもあるんだ...すごい偶然!!」

また「#長谷部の日」のハッシュタグ付きツイートも多くみられ、ブンデスリーガの日本語版公式アカウントは、

長谷部誠選手 お誕生日おめでとうございます いよいよ今日から開幕するブンデスリーガ後半戦での活躍、応援しています」

とつぶやいた。一方、へし切(圧切)長谷部を所蔵している福岡市博物館も、

「国宝 刀 圧切長谷部は、2月3日(日)まで福岡市博物館にて公開中です」

と告知している。