au、サービス終了の3GからLTEスマホに切り替えで割引。60歳以上なら「カケホ+1GB」で月980円も
KDDIは3G(CDMA 1X WIN)サービスを2022年3月末で終了します。今回、終了時期の公表にあわせて、3GケータイからLTEスマホに切り替えるユーザー向けの割引キャンペーンが案内されました。

今後auは2020年3月末の3G終了にむけて、VoLTEスマートフォンへの乗り換えを進めていくことになります。まずは16日から、CDMA 1X WINの契約者がLTE契約に切り替える場合の手数料が無料としました。

シニアならカケホが980円から、LTE移行で割引


auはVoLTEスマートフォンへ切り替えをうながす割引キャンペーンとして、「ケータイ auスマホ割」と「カケホ割60」という2つのキャンペーンを発表しています。

「ケータイ auスマホ割」は12か月という期間限定で、通信料金から980円引きする内容です。対象は3GケータイからLTEスマートフォンに契約変更し、指定の料金プランに加入するユーザー。他社の3Gケータイからauに乗り換え(MNP)で加入するユーザーも対象です。

また、「カケホ割 60」は、"60歳以上のユーザー"が"3Gケータイから特定のVoLTEスマートフォンに機種変更"することで、通信料金から「永年1000円引き」という特典を受けられるという内容です。対象機種はシニア向けスマホの「BASIO3」とミドルレンジモデルの「LG it」という2種類に限定されるもの。さまざまな割引キャンペーンと併用することで、「24時間かけ放題と1GBデータ通信で月額980円」というインパクトのある料金を、最大12カ月間実現できます。

▲「BASIO3」(左)と「LG it」

この"月額980円"の実現には、

(1)60歳以上のユーザーが、
(2)au 3Gケータイから、
(3)対象のLTEスマートフォンへ機種変更し、
(4)基本プランの「カケホ(24時間かけ放題)」に加入、
(5)データプランは「auピタットプラン」を選択し、
(6)固定回線とのセット割「auスマートバリュー」を適用する

という条件をすべて満たす必要があります。それをすべて満たしたとき、"割引の4段重ね"が発生し、"980円"が実現します。なお、この場合もauピタットプランは段階制の料金プランとなっており、月間で1GB以上の通信を使うと、"980円"ではなくなってしまいます。また、スマートフォンの機種代金は別途かかります。



これは筆者の主観となりますが、ここまで複雑な内容にするのはどうなのか、正直思うところではあります。割引自体はユーザーにとってメリットがあると思うものの、今までフィーチャーフォンを使っていたシニア層に上述の内容が理解できる人はいったいどのくらい存在するのでしょうか。

スマホへの乗り換えに「初スマホ安心サポート」


auは、CDMA 1X WINの携帯電話サービスを利用するユーザーがLTE対応スマートフォンに機種変更した際に利用できるサービス「初スマホ安心サポート」を11月16日より開始します。

「初スマホ安心サポート」は、機種変更の翌々月まで、最大3か月の間、スマートフォンの使い方を電話で聞けるサポートサービス。対象のユーザーは無料で利用できます。

今回のキャンペーンは料金からの割引となるもので、スマートフォン本体の割引は含まれていません。KDDI広報は「今後もサービス終了に向けて割引などを検討していく」としています。