今週の7日に、16日のベネズエラ戦、20日のキルギス戦に向けた日本代表が発表になります。今回、森保一監督はかなり頭を痛めていることでしょう。

というのも、日本代表の大切な選手たちがケガをしてしまっているのです。長友佑都は肺気胸の手術を受けましたし、内転筋を負傷している酒井宏樹は万全とはいいがたい状態です。

また、森保監督になって2試合でキャプテンマークを巻いた青山敏弘は3日の試合に体調不良でベンチスタート。右膝を痛めている東口順昭も3日の試合を欠場しました。10月の試合を負傷で辞退した小林悠は、3日の試合で眼窩(がんか)底骨折のケガを負いました。

1月からスタートするアジアカップに向けて最後のテストマッチとなる2試合に、きっと招集したかったであろう選手が次々に呼べないかもしれない状態になってしまっているのです。こんなピンチを森保監督はどう切り抜けるでしょうか。

普通の監督なら、経験値の高いベテラン選手を招集して乗り切るのではないかと思います。ですが、森保監督にはもう一つの選択肢もあるのです。U-21日本代表の監督を兼任しているのだから、この際、思い切って若手選手を起用し、経験を積ませるかもしれません。

そうなると今回もフレッシュな顔が並ぶ可能性があります。そうすれば、たとえこの11月の2試合がうまくいかなかったとしても、2020年五輪や2024年ワールドカップに向けて、本当に貴重な経験を積ませられることでしょう。そういう長期的な視野に立って考えられるも森保監督にしているメリットだと思います。

もちろん、海外組で呼んでほしい選手もいます。久保裕也は3日の試合にこそ出なかったもののコンスタントに試合に絡んでいますし、武藤嘉紀は3日の試合の負傷が気になりますが、呼ばれてもいい選手だと思います。宇佐美貴史も次第に出場機会を得ていて、年齢的にもまだまだやれるはずです。

そして乾貴士は、出場機会が少なく、本来の力を見せているとは言いがたい状態です。ですが、代表に召集することで若手選手に大きな刺激を与えてくれるはずです。ですから、今回招集してみてはどうかと思います。

就任以来、試合が中止になったりけが人が続出して大変な状況が続いている森保監督ですが、今回もきっといろいろな選手を起用して、楽しい試合を見せてくれるでしょう。今月も期待できそうです。