サノス|『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 © 2018 MARVEL

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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『ブラックパンサー』の大ヒットで、日本でもファンが急増中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)。

【フォトギャラリー】マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ3のヴィラン(悪役)たち

キャプテン・アメリカやアイアンマンなど、とにかく格好良く、絶対的な強さを誇るヒーローの活躍の裏には、魅力的なヴィラン(悪役)の存在があります。

ただの私利私欲な悪い奴、というだけではなく、彼らなりの強い信念や美学、人間味も併せ持っているのです。

時にヒーローよりも魅力的なヴィランを、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から『アベンジャーズ4(正式タイトル未発表)』までのフェーズ3より、ご紹介します。

■マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ3作品リスト

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年4月29日 日本公開)『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日 日本公開)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年5月12日 日本公開)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年8月11日 日本公開)『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年11月3日 日本公開)『ブラックパンサー』(2018年3月1日 日本公開)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日 日本公開)『アントマン&ワスプ』(2018年8月31日公開)『キャプテン・マーベル』(2019年3月8日全米公開予定、日本公開日未定)『アベンジャーズ4(正式タイトル未発表)』(2019年5月3日全米公開予定、日本公開日未定)

※本記事は各作品のネタバレを含みます

※未公開の『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ4(正式タイトル未発表)』については、詳細が判明し次第、更新します

ジモ大佐(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の悪役)

アベンジャーズ分裂を引き起こした、影の黒幕

アイアンマンとキャプテン・アメリカを筆頭に、ヒーローたちの分裂を描いた『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。

この分裂を画策し、裏で操っていたのが、元ソコヴィアの特殊暗殺部隊隊長、ヘルムート・ジモ大佐。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にて、アベンジャーズが引き起こしたソコヴィアでの戦いに巻き込まれ、家族全員が死亡。

アベンジャーズへの復讐を誓うジモは、決して直接襲撃はせず、綿密で完璧な作戦によって、裏で糸を引き続けます。

そして、最終的には武力を一切使わず、キャップとトニーの仲を、完全に引き裂きました。

静かな怒りをたたえた、復讐のヴィラン

ジモ自身は、超人でも特殊能力者でもない、平凡な人間。

ですが、復讐という強い信念をもって、超人集団であるアベンジャーズを引き裂き、恐ろしい一連の事件を執念で成し遂げます。

家族を理不尽に奪われた復讐という、正当な理由があるからこその執念。

他のヴィランにはない、怖さと悲しさを感じます。

■『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

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カエシリウス(『ドクター・ストレンジ』の悪役)

暗黒次元の力を操る、悪の魔術師

至高の魔術師エンシェント・ワンのかつての弟子であり、武術と魔術の達人である、カエシリウス。

最愛の人を失った悲しみから、永遠の命を執拗に求め続けます。

そして、時間という概念も超越した、暗黒次元の存在に取り憑かれ、王であるドルマムゥに心酔します。

世界を暗黒次元に取り込み、時間を超越し、誰もが等しく永遠の命を得られる理想郷を作ろうとするのです。

最後には、ドクター・ストレンジの策略により、暗黒次元に取り込まれ、消えてしまいました。

理想郷の創造に取り憑かれた、狂信的なヴィラン

最愛の人を失ったという悲しい背景があるにせよ、師を裏切り、より大きい目的のためなら、小さな犠牲など気にも留めないカエシリウス。

"永遠の命"というものが楽園ではなく、苦しみだと言う師の言葉を、理解しようともしません。

カルト的にドルマムゥに心酔し、最後は望み通り暗黒次元に取り込まれたわけです。

カエシリウスはあちら側の次元で、どんな気持ちで過ごしているのでしょうか…。

■『ドクター・ストレンジ』

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エゴ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の悪役)

スター・ロードの父親…正体は「惑星そのもの」

周囲の分子を操るなど、超人的な力を持つ、ピーター・クイル(スターロード)の実の父親。

その正体は実は、エゴという惑星そのもので、中核に浮遊する脳のような物体が本体。

再会したクイルに「父親らしいことをさせて欲しい」と、言葉巧みに近づきますが、ある恐ろしい計画に協力させようと企んでいます。

それは、数万もの惑星に自分の分身を植え付け、覆い尽くし、存在する全ての生命を自分自身にしてしまうという、ひどく傲慢で非情なものでした。

協力者として相応しい者を探すため、大勢の子供たちを次々と死に追いやるエゴ。

身勝手な理由から、かつて愛した女性でもある、クイルの母親さえも手にかけるのです。

最後はガーディアンズの必死の攻防でコアを破壊され、惑星もろとも消滅します。

まさに「エゴ」の塊!

「エゴ」というその名の通り、自分の崇高さに溺れ、自分以外の生物は価値がないと考えています。

宇宙を滅ぼし、全てを自分自身にしてしまうと言う、愚かな計画を遂行しようとしたエゴ。

傲慢さが肥大化した、非情で私利私欲にまみれたヴィランです。

■『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』

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ヴァルチャー(『スパイダーマン:ホームカミング』の悪役)

チタウリの武器を売りさばく、違法な密売人

元々は『アベンジャーズ』での、NYの戦闘の瓦礫処理を任されていたヴァルチャー。

トニー・スターク(アイアンマン)と政府が設立した、ダメージコントロール局により、突然のリストラに合います。

戦闘の後始末をしていたさなか、突如その戦闘を起こした張本人に、理不尽に職を奪われたヴァルチャーは、恨みを募らせます。

そして、政府に未提出だったチタウリの残骸を再利用して、ハイテク兵器を作り、密売を始めます。

密売の現場を見られ、邪魔をされた事により、スパイダーマンに対し殺意を抱くヴァルチャー。

最後はアベンジャーズ施設の武器を奪おうとする現場を、スパイダーマンに阻止され、逮捕されます。

人間味あふれる、良き父親でもあるヴァルチャー

武器の密売はもちろん悪ですが、ヴァルチャーには家族がいました。

家族を守り、路頭に迷わせないためという、彼なりの正義と、背に腹は抱えられない正当な理由がありました。

スパイダーマンが娘のボーイフレンドとわかり、1度は忠告だけで見逃そうともします。

近年のMCUヴィランの中では、1番人間味のあるキャラクターかもしれませんね。

■『スパイダーマン:ホームカミング』

発売中

ブルーレイ&DVDセット4,743円(税別)

発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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ヘラ(『マイティ・ソー バトルロイヤル』の悪役)

復活した最強の “死の女神”

オーディンの最初の子供で、ソー、ロキの姉でもある"死の女神"ヘラ。

かつてはオーディンと共に、様々な国を恐怖に陥れ征服し、アスガルドを一大帝国に築き上げます。

が、父を超える野心と、その狂暴な性格を危惧したオーディンに封印され、父の死によって再び復活を遂げるのです。

ヘラの野望は、アスガルドの女王となり、今度こそすべての世界を支配下におき、全宇宙を征服する事。

ソーのハンマーを片手で粉々にするほどの力を持ち、自在に出せる鋭利な武器と高い身体能力で、包囲する多数の敵を、1人で一掃する、最強の戦闘力を持っています。

アスガルドの民を殺すことも厭わず、弟であるソーの目を抉るなど、狂暴な上に非情な性格。

最後は炎の悪魔スルトにより、アスガルドごと破壊され、滅びてしまいました。

非情で危険な征服者

父への恨みと、元々の凶暴な性格、全宇宙を征服したいという、野心が原動力のヘラ。

自らが治める国の民をも、慈悲もくれず薄ら笑いながら手にかけるような、かなりの危険人物です。

その非情さはMCUヴィランの中でも、トップレベルですね。

■『マイティ・ソー バトルロイヤル』

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キルモンガー(『ブラックパンサー』の悪役)

ワカンダの革命を望む、優秀で残忍な “死の商人”

MCU映画史上最高ヴィランとの呼び声も高い、“死の商人” キルモンガー。

その正体は、ワカンダの前国王 ティ・チャカの弟であるウンジョブ王子が、秘密裏にアメリカ人との間に儲けた息子、ウンジャダカでした。

事故とはいえ、父親をティ・チャカに殺されたキルモンガーは、叔父一家への復讐を誓います。

そして生まれ持った権利で王座に挑み、国王であるティ・チャカ(ブラックパンサー)に勝利し、ワカンダの王座を転覆させます。

父親の悲願である、黒人の社会的立場向上のため、ワカンダのテクノロジーによる世界征服を企てたキルモンガー。

が、ティ・チャラとの死闘の末、その野望は阻止されます。

ティ・チャラが申し出た傷の治療を断り、「鎖よりも死を選ぶ」という言葉を残し、自ら命を絶つのでした。

最期まで信念を貫き通した、MCU史上最高ヴィラン

彼は黒人たちが被差別者として、どんな扱いを受けてきたかを、肌で感じ続けていたはず。

国ごと自閉することで安全を守り、世界に手を差し伸べる事もせず、のうのうと暮らすワカンダ人が許せなかったのでしょう。

荒っぽくて強引なやり方とは言え、世界で苦しむ抑圧された人々を救いたいという、強い信念を持ち続けていました。

最期の台詞の通り、囚われの身である事に抵抗を続け、最後まで信念を貫いたキルモンガー。

その遺志をくみ取り、開国することを選んだティ・チャラの選択によって、彼の信念は生き続けることになるのです。

■『ブラックパンサー』

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サノス(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ4(タイトル未発表)』の悪役)

宇宙全体を脅かす、最恐最悪のラスボス

「アベンジャーズ」シリーズのラスボスにして、宇宙最恐のヴィランであるサノス。

彼の野望は、全宇宙の人類を半分消滅させ、宇宙のバランスを保つこと。

そのために必要なインフィニティ・ストーンを6つ全て集めるべく、様々な惑星を襲い続け、その非情さは狂気に満ちています。

結果、サノスはストーンを全て集め、ガントレットの指を鳴らし、目的を達成するに至りました。

自分なりの正義を信じ続け、成し遂げたヴィラン

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、サノスの映画と言っても過言ではありません。

増え続ける人口に資源が足りず、滅びゆく惑星を実際に見て来ているサノス。

次に生まれてくる子供たちが、満ち足りた生活を送れるよう、バランスを整え、世界を正しく導きたい。

発想や手段があまりにも非情で歪んでいるとはいえ、サノスなりの正義と信念を貫き通しています。

自分の行動が正しいと信じ切っており、目的に対して1度たりともブレることなく、堂々と振舞い続ける。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はある意味、悪役サノスが信念を貫き、"成し遂げた"作品なのです。

■『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

9月5日(水)MovieNEX発売! 先行デジタル配信中!

ゴースト/エイヴァ(『アントマン&ワスプ』の悪役)

美しくも悲しい、"神出鬼没"のヴィラン

身体を自在に消し、どんな物でもすり抜ける能力を持つ、まさに"神出鬼没"の、謎多き美女。

ある壮絶な過去により、ある種の呪いのような、欲しくもない能力に取りつかれてしまった、悲しいヴィランです。

驚異の身体能力を駆使し、アントマンやワスプに、何度も襲い掛かり、執拗に狙い続けるゴースト。

私利私欲や大義のため、ではなく、全ては自分自身を蝕む、この"呪い"から解放されるためなのです。

執拗な攻撃の裏に潜む、切実な背景と悲しみ

ピム博士の研究所を奪おうとする正当な理由と、悲しい過去、そして後に引けない怒り。

必死さ、焦燥感、強迫感を伴った、失うものが何もない強さと迫力は、今までのヴィランと比べ物にならないほど。

哀しみと怒りをまとい、脆さと恐ろしさも併せ持った、美しい風貌も魅力です。

■『アントマン&ワスプ』

2018年8月31日(金)全国ロードショー

ますます盛り上がりを見せるMCU!

魅力的なヴィランがいてこその、ヒーローたちの活躍。

2019年以降も『キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ4(正式タイトル未発表)』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』など、話題作が目白押し。

今後もどんな信念を持った、魅力的なヴィランが登場するのか!

また、ヒーローたちがどう立ち向かっていくのか、楽しみですね!