iPhone 6/6 Plusには設計上の欠陥、タッチ操作が不能になる危険を常に抱えている
1
Appleの旧世代スマートフォン「iPhone 6 Plus」や「iPhone 6」のユーザーから、液晶画面に変な帯が登場して、タッチ操作が一切できなくなるという不具合「Touch Disease」の報告が続出してます。Appleは「この不具合については確認していない」としており、サポート期間が切れたユーザーは打つ手がない状態です。
A Design Defect Is Breaking a Ton of iPhone 6 Pluses | iFixit
http://ifixit.org/blog/8309/iphone-6-plus-gray-flicker-touch-death/
このiPhone 6/6 Plusに特有の不具合「Touch Disease」がどのようなものなのかについて、ガジェット修理指南サイトにして分解集団としても有名になったiFixitがYouTubeムービーで解説しています。
A Design Defect Is Breaking a Ton of iPhone 6 Pluses - YouTube
ニューヨークに拠点を構えるiPhone修理の専門店「iPad Rehab」には、iPhone 6/6 Plusに関してタッチ画面に関するある不具合の修理依頼が大量に寄せられています。

それは、画面の上部に「灰色の帯」のようなものが表示されタッチスクリーンが機能しなくなるというもの。

iPad Rehabのジェッサ・ジョーンズさんは、「iPhone 6 Plusが登場してから3カ月ほどたったころから『画面の上部に帯が出る』という報告が寄せられ始めました」と問題について語り始めます。

これが「Touch Disease」の症状。画面の上端に灰色の帯が表示されてます。この帯は、iPhoneを曲げるように軽く押すと帯の幅が変化して、一端は消えることもあるそうです。

しかし、ひとたびTouch Diseaseを発症したiPhoneは、しばらくするとタッチ操作を受け付けなくなってしまうとのこと。

「タッチスクリーンの不具合だと考えた多くの人が、iPad Rehabなどの専門のリペアショップに端末を持ち込んで修理しましたが、すぐにTouch Diseaseの症状が再発することになりました」

Touch Diseaseの原因について解説するジョーンズさんは、iPhone 6/6 PlusのロジックボードのTouch ICチップに原因があると指摘します。

iFixitの分解レポートによると、iPhone 6/6 PlusのロジックボードのTouch ICチップは赤枠のチップ。チップはいくつもの接点に球状のはんだで接着されています。

ジョーンズさんは、iPhone 6/6 Plusのロジックボードが従来のものとはチップの配置方法が異なっていると指摘しています。これは、iPhone 5sのロジックボード。チップがボードから剥がれないように強固に接着するアンダーフィルと呼ばれる補強剤がチップの端に使用されています。

これに対してiPhone 6/6 Plusのロジックボードではアンダーフィルは使われていません。

チップを覆い隠すように黒色の薄いステッカーシールが貼られているのみ。

カバーを取り外すとコンデンサーやチップが確認できました。

廉価モデルのiPhone 5cのチップでさえ……

チップとロジックボードを接続するためにアンダーフィルが使われています。

iPad RehabではTouch Diseaseに関して「チップ回りアンダーフィルがないこと」「iPhone 6 Plusのロジックボードが曲がりやすいこと」の2点を原因に挙げます。

巨大化したiPhone 6 Plusはその薄さもあって簡単に折れ曲がってしまうと言う「Bend Gate」事件が発生したことは記憶に新しいところです。

後ろのポケットに入れたりすると、おしりの形にiPhone 6 Plusはひん曲がってしまいます。

これは極端な例だとしても、曲がりやすい筐体のせいで、ロジックボードがたわんでしまいチップが浮き上がってしまうことがあり、これがTouch Diseaseを引き起こしていると考えられています。

Touch Diseaseを修復するには、浮き上がったTouch ICチップを取り付け直すしかありません。

強力な液体状の接着剤を塗りつけて……

慎重にTouch ICチップを再配置するジョーンズさん。このようなチップ交換作業は専門的な技術が不可欠で、Apple StoreのGenius Barではとてもではありませんが対応不可能です。

ジョーンズさんによると、Appleの公式的な見解は「Touch Diseaseについて認識していない」というもの。そのため、保証期間が過ぎたユーザーは「iPhoneを買い直すこと」を勧められるとのこと。AppleはリペアショップによるTouch ICチップの交換作業を認めない方針であるため、ユーザーに残された道は有償でロジックボードを交換するか買い換えることだけのようです。

しかし、ジョーンズさんをはじめとして多くのリペアショップは、Touch Diseaseを設計上の問題でありAppleは不具合が発生するユーザーに対して対応するべきと考えています。Touch DiseaseはiPhone 6/6 Plusを使っているうちにチップの状態が悪化して発生するため、いつ発生するかは不明。そして一度発生すると回復の見込みはありません。iFixitは、もしもTouch Diseaseの症状が現れた場合で保証期間内であるならば、すばやく交換を求めるべきと述べています。
Appleの旧世代スマートフォン「iPhone 6 Plus」や「iPhone 6」のユーザーから、液晶画面に変な帯が登場して、タッチ操作が一切できなくなるという不具合「Touch Disease」の報告が続出してます。Appleは「この不具合については確認していない」としており、サポート期間が切れたユーザーは打つ手がない状態です。
A Design Defect Is Breaking a Ton of iPhone 6 Pluses | iFixit
このiPhone 6/6 Plusに特有の不具合「Touch Disease」がどのようなものなのかについて、ガジェット修理指南サイトにして分解集団としても有名になったiFixitがYouTubeムービーで解説しています。
A Design Defect Is Breaking a Ton of iPhone 6 Pluses - YouTube
ニューヨークに拠点を構えるiPhone修理の専門店「iPad Rehab」には、iPhone 6/6 Plusに関してタッチ画面に関するある不具合の修理依頼が大量に寄せられています。

それは、画面の上部に「灰色の帯」のようなものが表示されタッチスクリーンが機能しなくなるというもの。

iPad Rehabのジェッサ・ジョーンズさんは、「iPhone 6 Plusが登場してから3カ月ほどたったころから『画面の上部に帯が出る』という報告が寄せられ始めました」と問題について語り始めます。

これが「Touch Disease」の症状。画面の上端に灰色の帯が表示されてます。この帯は、iPhoneを曲げるように軽く押すと帯の幅が変化して、一端は消えることもあるそうです。

しかし、ひとたびTouch Diseaseを発症したiPhoneは、しばらくするとタッチ操作を受け付けなくなってしまうとのこと。

「タッチスクリーンの不具合だと考えた多くの人が、iPad Rehabなどの専門のリペアショップに端末を持ち込んで修理しましたが、すぐにTouch Diseaseの症状が再発することになりました」

Touch Diseaseの原因について解説するジョーンズさんは、iPhone 6/6 PlusのロジックボードのTouch ICチップに原因があると指摘します。

iFixitの分解レポートによると、iPhone 6/6 PlusのロジックボードのTouch ICチップは赤枠のチップ。チップはいくつもの接点に球状のはんだで接着されています。

ジョーンズさんは、iPhone 6/6 Plusのロジックボードが従来のものとはチップの配置方法が異なっていると指摘しています。これは、iPhone 5sのロジックボード。チップがボードから剥がれないように強固に接着するアンダーフィルと呼ばれる補強剤がチップの端に使用されています。

これに対してiPhone 6/6 Plusのロジックボードではアンダーフィルは使われていません。

チップを覆い隠すように黒色の薄いステッカーシールが貼られているのみ。

カバーを取り外すとコンデンサーやチップが確認できました。

廉価モデルのiPhone 5cのチップでさえ……

チップとロジックボードを接続するためにアンダーフィルが使われています。

iPad RehabではTouch Diseaseに関して「チップ回りアンダーフィルがないこと」「iPhone 6 Plusのロジックボードが曲がりやすいこと」の2点を原因に挙げます。

巨大化したiPhone 6 Plusはその薄さもあって簡単に折れ曲がってしまうと言う「Bend Gate」事件が発生したことは記憶に新しいところです。

後ろのポケットに入れたりすると、おしりの形にiPhone 6 Plusはひん曲がってしまいます。

これは極端な例だとしても、曲がりやすい筐体のせいで、ロジックボードがたわんでしまいチップが浮き上がってしまうことがあり、これがTouch Diseaseを引き起こしていると考えられています。

Touch Diseaseを修復するには、浮き上がったTouch ICチップを取り付け直すしかありません。

強力な液体状の接着剤を塗りつけて……

慎重にTouch ICチップを再配置するジョーンズさん。このようなチップ交換作業は専門的な技術が不可欠で、Apple StoreのGenius Barではとてもではありませんが対応不可能です。

ジョーンズさんによると、Appleの公式的な見解は「Touch Diseaseについて認識していない」というもの。そのため、保証期間が過ぎたユーザーは「iPhoneを買い直すこと」を勧められるとのこと。AppleはリペアショップによるTouch ICチップの交換作業を認めない方針であるため、ユーザーに残された道は有償でロジックボードを交換するか買い換えることだけのようです。

しかし、ジョーンズさんをはじめとして多くのリペアショップは、Touch Diseaseを設計上の問題でありAppleは不具合が発生するユーザーに対して対応するべきと考えています。Touch DiseaseはiPhone 6/6 Plusを使っているうちにチップの状態が悪化して発生するため、いつ発生するかは不明。そして一度発生すると回復の見込みはありません。iFixitは、もしもTouch Diseaseの症状が現れた場合で保証期間内であるならば、すばやく交換を求めるべきと述べています。

