学生の窓口編集部

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2015年、ミュージカル「王様と私」でトニー賞・ミュージカル部門主演男優賞にノミネートされるという、日本人初の快挙を果たした俳優の渡辺謙。海外に進出する日本人が増えてきている中、「日本国籍」でありながら海外を舞台に活躍している役者達が増えている。

ディーン・フジオカ・・・NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」で五代友厚役を演じ、"爽やかで紳士的な俳優"としてさらに人気度をあげているディーン・フジオカ。名前からして「彼は海外の役者なのか?」と思っている人達も多いようだが、彼はハーフでもなく福島県出身のれっきとした日本人だそうだ。26日放送の「メレンゲの気持ち」(日テレ系)にゲスト出演した際には『高校卒業後、花粉症がひどく海外の大学へ進学した』と冗談混じりに語りMCの久本雅美を興奮させていたが、「父親がIT関係の仕事をしており自分もITが盛んな海外で勉強したいという思いがあった」という理由も付け加えた。卒業後アジアを数か月に渡り旅していた際に香港でスカウトされたことをきっかけに、モデル、俳優として香港・台湾などを中心に活躍。2012年には日本にも進出しはじめ、今では大人気俳優となっている。

マシ・オカ・・・日本のみならずアメリカ・ドラマが人気の昨今。その中でも、超能力者をテーマにしたSFドラマ「HEROES(ヒーローズ)」は何十ヶ国もの国々で放映された人気作品だが、その作品に「ヒロ・ナカムラ」という日本人役でレギュラー出演しているのが日本人俳優のマシ・オカである。彼は東京で生まれたものの生後1か月で両親が離婚し母子家庭で育ったそうだが、幼い頃よりIQが180以上と非常に高く6歳の頃ロサンゼルスに渡っている。そのため時に「日系アメリカ人」と紹介されることもあるようだが、本人は「日本国籍の日本人」として仕事をしているようだ。コメディが好きだというマシは、2009年には「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)に出演するためだけに来日。自身の演技にもお笑いの要素を取り込みたいと考えているようだ。

菊地凛子・・・モデルとしてスカウトされたのち、日本で女優として仕事をしていた凛子。しかしそれほど知名度が高くなかった彼女が一気に脚光を浴びたきっかけは、2006年アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「バベル」で日本人女子高校生役として大抜擢された時である。耳が聞こえず言葉が話せない女子高生役という難しい役柄を堂々と演じ切り、アカデミー助演女優賞など様々な映画賞にノミネート。その後は海外作品からのラブコールはもちろん2007年にはシャネルの広告モデルも務め、現在では日本・海外を問わずまさにワールドワイドな活躍を見せる女優の1人である。2015年元旦には俳優・染谷将太との結婚を発表し世間を驚かせた。

●小松拓也・・・「世界を変える100人の日本人」(テレ東)で、中国では知らない人がいない日本人アイドルとして紹介された小松。17歳の時、渋谷でスカウトされ芸能界入りを決めた後、中国語を勉強し、高校卒業後は北京への語学留学を1年積んだ後に帰国。1999年には日本でドラマ「女医」(日テレ系)に出演し俳優デビューしたものの、それほど知名度は上がらなかった。その後2003年に台湾へ渡ると中国語CDアルバムをリリースし2万枚のセールスを記録。その後は中国を中心に日本人歌手として人気を得ていた。意外にも、彼は小学1年生の頃から中国に興味があり小学3年生で家族で中国旅行へ行った経験が、後の中国行きのきっかけにも繋がっているようだ。現在では、情報番組「バイキング」(フジテレビ系)でリポーターとしても仕事をしており日本と中国を行き来しながら頑張っているようだ。