学生の窓口編集部

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新入生のみなさんは、「学注」(がくちゅう)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。「学注」は学生注目の略で、応援団が自己紹介するときに使っていたのが始まりと言われています。それを他の学生たちがマネしはじめ、いまでは早稲田大学伝統の自己紹介になっています。

多くのサークルの飲み会など、早大生なら色々な場面で使うので新歓の席で乗り遅れないように、完璧に覚えておきましょう。

・学注の基本方法
「学注」は自己紹介する人と聞いている側との掛け合いです。予備知識なくいきなり始まるとついていけなくなってしまうので、実際にどのようなものか確認しておきましょう。

A:学生注目!(右手を突き上げる)
皆:なんだー!(同じく右手を突き上げる)
A:私、誠に僭越ながら自己紹介をさせて頂きます。○○県立○○高等学校出身!
皆:名門ー!(右手を突き上げる)
A:現在、早稲田大学○○学部○年、並びに今年度○○を務めさせて頂きます、
(例:幹事長、ゼミ長、会計など。何もないときは言わない)姓を○○、名を○○と申します。以後お見知り置きを!

これが基本体系です。
「大学1年のときに必ず先輩にやらされますね。新歓で先輩から指名されてやることになります。モジモジしていると格好悪いので、デカイ声でやった方がいいですよ!」(先進理工学部 4年男子)

「2年生以上になるとやる機会は少なくなりますね。ただ、早稲田以外の大学の人との大勢の飲み会ではやったりします。早稲田のアイデンティティを誇示したいのかも」(法学部 3年男子)

という意見も頂きました。
・内部進学の場合の学注
基本体系をベースにして、高校名などによって多少のアレンジが加わることがあります。例えば、早稲田系列の高校出身、いわゆる内部進学生の場合です。

(高校名までは同じ)
A:私立早稲田実業高校出身!
早実生以外:裏口ー!
早実生:名門ー!

早稲田の内部進学ではない人たちから「裏口入学」だと揶揄されますが、同じ内部進学の人たちは「名門校だ」というわけです。

「僕は早稲田の本庄高校出身です。もう学注は身に沁み込んでいますね。意外と裏口ということを知らない人が多いので、裏口!と言われることはあまりありませんよ(笑)」(創造理工学部 3年男子)

もし「裏口」ということを知らない人がいたら、ぜひ次の機会に内部進学生に向けてやってみてください!

・学注の活用方法
実際はどんなタイミングで学注が始まるのでしょうか。新歓のときには、新入生を盛り上げるためにやるのはなんとなく想像がつきます。早大生は実際どんなときにやっているのか聞いてみました。

「サークルなどの合宿や飲み会で『言いたいこと』があったときにやりますよ。例えば、『留年決定!』『彼女にフラれました!』とか、近況報告に使っています。学注で告白する人もいます!」(政治経済学部 2年女子)

時代が変わっても、早大生は変わらずに「学注」で自己紹介をしています。もし早大生で「学注」していない人がいたら、それはとてももったいないことだと思いますよ。みなさんも「学注」のチャンスがあれば、ぜひ積極的にその場を盛り上げてください。

(文・早稲田大学教育学部4年 都築諒一郎)