映画「国宝」をもうご覧になっただろうか。任侠の一家に生まれ、上方歌舞伎の名門に拾われた男(吉沢亮)が、芸に人生を捧げ、国の宝といわれる女形にまでなる一代記である。芥川賞作家・吉田修一の小説を李相日監督が映画化し、近年にない大ヒット中だ。このところ値上がりが続いて今や2000円評判を聞いて、久しぶりに映画館に足を運んだら、「あれえ、映画チケットってこんなに高かったっけ」と気づいた向きも少なくないのではな