厚生労働省の公表資料によると、65歳以上の高齢者のうち、認知症の患者数は2022年時点で443万人、認知症の有病率は12.3%とそれぞれ推計されています。多くの高齢者にとって、認知症は避けられない病気の一つと言えます。そこで、今回は「告白します、僕は多くの認知症患者を殺しました。まちがいだらけの日本の認知症医療」(石黒伸著/現代書林)を紹介します。著者の石黒伸さんは認知症の治療に携わってきた現役の医師で、