田中角栄は1972年の『日本列島改造論』で「車輪とレールに頼るいまの鉄道では、時速300キロメートル程度のスピードが物理的な限界だ」としたうえで、超電導技術を使ったリニアモーターカー方式で第二東海道新幹線を整備すべきとしている。なぜ最新技術を把握できていたのか――。(第3回/全3回)※本稿は、田原総一朗、前野雅弥共著『田中角栄がいま、首相だったら』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。■泥臭いイメ