東京五輪の開幕を約1カ月後に控え、首相の菅義偉が新型コロナウイルス対策の「切り札」と位置付けるワクチン接種がようやく本格化した。6月に国産ワクチンの開発を促進する長期国家戦略も決定した菅政権だが、昨年来のコロナ対応は出遅れが否めず、行政の縦割りの弊害も目立ち、「有事」に弱い日本の姿をさらす結果にもなった。法整備を含めた抜本的な機構改革が求められるが、非常時の体制を構築できるか。10月に任期満了を迎え