高水準で推移してきたリース取扱高の先行きを懸念する声が出ている。9月までは消費増税前の駆け込みや、情報通信機器における基本ソフト(OS)の更新といった需要が取扱高を押し上げた。10月以降はこれらの反動減に直面する上、日銀がマイナス金利政策を深掘りした場合は影響を受ける恐れもある。リース各社は収益源の多様化を従来以上に進める必要がありそうだ。リース事業協会がまとめた2019年4―9月のリース取扱