au(KDDI、沖縄セルラー)は、縦折りAndroidスマホ「Galaxy Z Flip」を2月下旬に発売。2月18日より全国のau取り扱い店(直営店ほかauショップ、量販点など)で予約受け付けを開始します。

■Galaxy Z Flipとは

Galaxy Z Flipは、サムスンが12日未明に発表したばかりのAndroidスマホ新モデル。画面が折りたためる「フォルダブル機構」を採用した2世代目の製品で、折りたためる画面を前モデルGalaxy Foldとは違った形で生かしています。

言ってしまえば「折りたためるスマホ」で、かつての折りたたみケータイのように縦に二つ折りしてコンパクトに持ち運べます。開いた状態でできることは一般的なスマホとあまり代わらず、たたんだ状態でできることも制限されますが、コンパクトにしてポケットなどに収納しやすい縦長スマホとなっています。

そのほかの特徴とし、折りたたみスマホで「ディスプレイガラス」をはじめて採用しました。今のスマホでは主流となっているカバーガラスをフォルダブルでも使えるようにしたことで、手触りや操作感の良さ、画面の保護に一役買っています。

▲広げて大画面になる「Galaxy Fold」とは曲がる画面の活用法が異なります

▲閉じたFoldとの比較。Galaxy Z Flipの外側ディスプレイは通知のみのシンプルなものですが、この状態でセルフィーを利用できます

同モデルについての詳細は、グローバル版発表時の記事もご覧ください。

関連:縦折りスマホ「Galaxy Z Flip」正式発表。フォルダブル初のカバーガラス採用

■Galaxy Foldに続くau独占販売

Galaxy Z Flipは3色が発表されていますが、そのうちauで販売されるのはミラーパープルとミラーブラックの2色。周波数対応のほか、auのアプリがいくつか入る以外はほとんどカスタマイズせずに投入されることになります。

▲日本版のロゴはやはり「Galaxy」

今回はauは国内でGalaxy Z Flipを独占的に販売。auがフォルダブルGalaxyを独占販売するのは、Galaxy Foldにつづいて2機種目になります。

auでは前回のGalaxy Foldを取り扱った際の社内目標(販売数だけではないと思われます)を高い満足度で達成したため、2機種目の取り扱いを決めたとしています。前モデルは大きく、カラーもブラックのみだったため、男性ユーザーが多かったとしていますが、今回のモデルでは華やかなミラーパープルをラインナップに加えて、女性ユーザーの獲得も目指します。

■5G開始目前にして4G LTEスマホを投入。狙いは

2020年春には日本の携帯4社が次世代のモバイル通信サービス「5G」を一斉にスタートします。auでも3月の開始予定としており、5G向けの新料金や新スマホの発表もまもなく行なわれる見込みです。

そんな中で発表されたGalaxy Z Flipですが、グローバル版も5G非対応のスマホとなっていて、auでも4G LTEとWiMAX2+のみをサポートします。

5G発表を目前にして4G LTE専用のスマホを投入した意味はどこにあるのか、という問いに対してKDDI コンシューマ事業企画本部長の雨宮俊武氏は以下のように答えています。

雨宮氏:
auでは、au Unlimited Worldというコンセプトを掲げている。このコンセプトには『さまざまな既成概念から一歩踏み出して、世界をどんどん広げていく』という意味もある。

「5G」は確かにau Unlimited Worldの柱の1つだが、それだけではない。携帯電話のサービスでは、ネットワーク、デバイス、サービスが組み合わさってなりたっている。その意味では4G LTEのみに対応するGalaxy Z Flipを扱うこともau Unlimited Worldの世界観を表現することにも意味はある。


Galaxy Z Flipは『スマホ≓板』という既成概念から脱却して、これまでと違う先進的な操作感を提供できるスマホだと思う。こうした先進的な端末を揃えることで、au Unlimited Worldの世界観を実現していきたい」

■「買いやすくするなにか」を発表予定

au版のGalaxy Z Flipの価格は取り扱い発表時点(12日11時現在)では明らかにされていませんが、18日の予約開始時までに発表するとしています。グローバル版の価格(約15万円)から大きく外れない価格になる見込みです。

前述の雨宮氏は「Galaxy Z Flipにはお客様がお得に購入いただける買い方を考えている」と発言し、新たな購入補助制度の導入を示唆しました。

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