【職場の人間関係】女性が多い職場で気をつけるべきこととやってはいけないこと
せっかく入社する企業。長く楽しく勤めるためには、人間関係も良好でいたいですよね。これから入社する会社での人間関係に不安を抱く学生は多いのですが、特に女性同士というのは付き合いや距離感が難しいところあるようで、「志望企業は女性社員が多く、いわゆる「お局様」もいるとのこと。接する上で気をつけるべきことはありますか?」という質問が寄せられました。そこで、女性の先輩、上司との上手な付き合い方について、各企業においてビジネスマナー講師としてアドバイスを行っている安達香代子さんにお話をうかがいました。
■女性の先輩と付き合う上で気をつけるべきことは?
「女性社員が多い会社は特に、女性同士の争いやお局様という存在があると言われがちで、入社する前の学生さんたちが不安を覚えるのも当然です。そんな中で、心の準備をして臨もうとするお気持ちは立派です。その前向きで真摯な心は、近い将来の職場できっとどんな方(どんな先輩)からも好かれることと思います。
さて、目上の女性に対しては、あなたの好感度を高めるように働きかけることが重要です。
そこで『お局様』という言葉は、先入観になって、悪いイメージが膨らんでしまいますので、今は頭の中から消してしまいましょう。
本来、女性は誰もが優しさや思いやりを持っているもの。勤続年数が長くなると、環境や人間関係で捉え方や表現が少し厳しくなってしまうことはあるかもしれませんが、そういった方は自分自身にも厳しさを与えてリスクを負っていたりします。
とは言っても、対応方法は気になるところかと思います。
気をつけるポイントとしては……
・フランクすぎない、自然体の言動を試みること
・自己主張しすぎることなく謙虚であること
・肯定的に話し相手の自尊心を傷つけないこと
・仕事などを頼まれたとき、理解がないままに『はい!やります!できます!』と簡単な返事で終わらせず、具体的に考えること
・何でも教えてもらおうとせずにまずは秩序を立てて考えてから指示を得ること
などがあります。
そして、NGワードとしては……
・『でも』『だって』『だけど』などの言葉から発生する言い訳
・『どうせ』『だから』などのネガティブな発想やネガティブに響く言葉
あたりを心得ておきましょう」
会社は公の場。これまでのような友達同士の関係性とは違い、礼儀や距離感をわきまえた付き合い方が求められるんですね。
■まずは最初が肝心! 第一印象をよくするには?
「まずは『第一印象とその後の関係性を良好なものにすること』が重要ですから、現時点では対処法を考えるよりも先に、相手に好印象を持ってもらうことに意識をおいてみてはいかがでしょうか?
自分を律するあまり萎縮してしまっては、あなたの素晴らしい才能や能力が開花しなくなってしまうこともあるのです。
女性の先輩と接するときは、まずは心配しすぎず、職場で信頼を得て生き生きと活躍している自分を想像してみましょう。姿勢を伸ばして、表情に微笑みを持たせることが大切です。
そして、交わす言葉に敬意や尊敬の気持ちを込めて、自然体で気遣いのできる自分に自信を持ちながら接するようにしてください。
視覚で好感度を高め、聴覚に心地好く伝わる言葉をたくさん用意するのです。
第一印象はより良い関係性への架け橋となります。
『女性社員の多い会社』は、女性同士で共感し合えることが多いことから、仕事上の共有がスムーズで、迅速かつ的確な処理が行われやすいという利点があります。
すべての良いことに視点をおいて、何事にもプラス思考であると道は開けますよ。応援しています」
人間関係に不安を覚えるのは当然ですが、入ってみれば意外と取り越し苦労だったりもします。不必要に心配せず、ポジティブにとらえましょう!

安達香代子さんプロフィール(http://profile.ne.jp/pf/adachi/)
フリーアナウンサーとして8年間活動後、アルファ・セレクション株式会社設立。1994年より、マナースクール・ウォーキングスクール主催。同時に各企業にて非常勤講師として契約。2002年より、各企業にて顧問講師契約。2011年より、アルファ・カレッジ開校。
