イタリア3部のサレルニターナ対ノチェリーナのダービーは、ノチェリーナのウルトラスからの脅迫を受けたチームが、50秒で3つの交代枠を使い切り、21分までに5選手が負傷退場したことで中止となった。

ノチェリーナのルイジ・パヴァレーゼSD(スポーツディレクター)は、クラブの全幹部が辞任したことを発表。全員にかん口令が敷かれたことを明らかにしている。また、同SDは5選手の負傷退場について、「アップをしないでピッチに立ったこと」が原因だと説明した。

試合地サレルノの警察は、チームが宿泊していたホテルで、19名の選手たちや7名のスタッフ、パヴァレーゼSDに事情聴取。警察はこの件で捜査を開始している。イタリアサッカー連盟のジャンカルロ・アベーテ会長は、「屈辱的だ」と語った。

一方で、ノチェリーナのウルトラスは、サレルノの街の広場で、自分たちの「勝利」を祝った。フェイスブックで「祝うためにみんなで広場へ行こう。ノチェリーノの人間が勝ったんだ」と投稿され、100名ほどのサポーターが広場に集まり、フラッグを振ってチャントを歌っている。