ゴールデングローリー主力選手の去就は?
だが、アリスター以外にも、マルース・クーネンや、ユノラフ・エイネモといった去就の気になるゴールデン・グローリー勢がいる。14日(水)、アリスターと一緒に来日したゴールデン・グローリーのイベント責任者=マルタイン・デヨングに、ジムの近況とともに話を訊くことができた。
――10年以上、日本に素晴らしいファイターを送り込んできている、ゴールデングローリーのマルタインですが、最近の日本の格闘技界にはどのような印象を持っていますか?
「悲しいね。日本には、以前から修斗やパンクラス、K-1、PRIDEまで、様々なイベントがあり、とても盛り上がっていたのに、PRIDEがなくなって以降、戦極、DREAMが頑張っても、現状はよくならなかった。ただ、それでも、日本はセカンドカントリーだと思っているよ」
――8月には、ズッファより、ゴールデングローリー勢が一斉にリリースされるということがありました。その矢先に発表されたアリスター・オーフレイムのUFC参戦ということになりますが、ズッファとの関係は良好であると考えてよいでしょうか?
「ベリーグッド。アリスターも契約したし、よい関係を築くことができている。今後は他のゴールデングローリーの選手が続くように、力を尽くしたいね」
――では、元ストライクフォース女子王者マルース・クーネンや、ユノラフ・エイネモの去就はどうなりそうですか?
「マルースは、米国のブラックアイプロモーションと契約が決まったよ。最初のイベントは、10月1日に予定されている。ここでマルースの試合はないが、ゲストとして顔を出すことになる。実際の試合は、来年の2月になる予定だね」
――エイネモはいかがですか?
「エイネモも、すぐに戦う場所が見つかるだろう。UFCでも、ファイトオブザナイトを受賞している選手だ。まだ、彼がどこのイベントで戦うのか決まってはいないが、元のさやに収まるという可能性もあるだろう」
――それはUFCカムバックということですね。
「可能性はゼロではないよ」
――さて、2009年には10周年を迎え、欧州格闘技界でも飛躍が著しいゴールデングローリーですが、近年の活動にはどのような手応えを持っていますか?
「去年から今年は、グローリーのワールドシリーズを開催することができた。8人参加した大会では、キックボクシングのヘビー級とトーナメントや修斗MMAの試合を組むことができた。キックボクシングでは、グーカン・サキ、修斗では、シアー・バハドゥルザダと、どちらもゴールデングローリーの選手が優勝できたし、とても満足している。
また、今年の年末か年明けには、新しいワールドイベントもやる予定さ。ヘビー級の修斗のトーナメントをやる予定だが、日程はテレビ局と話し合っているよ」
――キックボクシングのファイターがMMAに挑戦するケースも、相変わらず増えているのでしょうか?
「どうしても、キックボクシングの大会は少ないからね。規模も小さくなってきているので、MMAに挑戦したいというキックボクシングの選手が増えているよ」
――では、ゴールデングローリーでこれから台頭してくるであろう、注目すべきMMAファイターはいますか?
「2人いるね。1人は、17歳で、3〜4年後には凄い選手になる、ヒューバート・ギブンだ。17歳にして、34戦もキックの試合をして、29勝している。ヨーロッパの修斗アマチュアチャンピオンでもあり、今は週6で私やアリスターとトレーニングをしているよ。学業も優秀で、スポーツビジネスやマネージメントも学んでいる。70キロなので、マルースのトレーニングパートナーも務めているんだ」
――それは楽しみですね。そして、もう1人は?
「バハドゥルザダさ。彼がUFCで戦う日を楽しみにしているんだ」
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