フェス常連ガールに聞いた! ホントにあった夏フェス伝説

今年も夏フェスの季節がやって来ました! さまざまなアーティストの迫力あるライブが楽しめるだけでなく、非日常な雰囲気やおしゃれなファッションなども注目を集めています。今年こそは参加したいと思いながらも、夏フェスってどんな場所なの? どうやって楽しめばいいの? と次々と疑問がわくもの。

そこで今回は、夏フェスに通いつめている常連ガール4人に聞いた、「ホントにあった夏フェス伝説」を紹介します。これを読めば夏フェスにもっと興味がわくはず!

今回体験談を聞いた夏フェスガール
■Kさん
全国の夏フェスという夏フェスを次々と制覇する、正真正銘の夏フェスガール。フェスでは踊って、飲んで、ケガをします。

■Tさん
洋楽からインディースまで、オールジャンルを楽しむ音楽好き。フェスの前日はワクワクし過ぎるためあまり眠れず、いつも少し体調不良。

■Mさん
夏フェスは雰囲気重視。キャンプや徹夜もいといません。でも彼氏は重度のインドア派。

■Aさん
フェスではできるだけ多くのライブを観ようと、会場を駆けまわる貧乏性。家のクローゼットはフェスTシャツであふれています。


【恥ずかしの失敗談】免許書も、キャッシュカードも泥の中。踊り過ぎが招いた失敗


――大好きなアーティストのライブでノリノリに踊っていたら、カバンのチャックが開いていて財布が落下。それでも気付かずにいて、ライブ終演後に「財布がない!」と大あせり。免許証もキャッシュカードも入っていたのに……。雨が上がったばかりのステージ前はぬかるみだらけで、わずかな残骸は見つかるも、財布自体は見つかりませんでした。(Kさん)

――大好きなバンドの出演を待って、1時間前からステージ前で待機。ステージに近い最高の場所を確保したのに、もうすぐライブが始まるという直前にお腹が「ゴロゴロゴロ〜」。実はライブ前昼ごはんに激辛タイ風ラーメンを食べて、その後にかき氷も……。しくしくと痛むお腹を抱えながら、遠くから聞こえる音楽に合わせて気休め程度に肩を揺らすことしかできませんでした。(Tさん)

――野外でのライブの途中でゲリラ豪雨に合い、全身びしょ濡れ。水たまりもできていて、スニーカーやジーパンも泥だらけに。それでも、せっかくだからと翌朝までオールナイトでライブを楽しんで帰途につきました。新幹線で爆睡後、都心に戻ってはたと気付くと、週末の街には小奇麗におしゃれをした若者がたくさん。その中で私は汗まみれのTシャツを着て、ジーパンとスニーカーは泥だらけ。しかも髪もボサボサ。非日常を満喫し過ぎて、都心の雰囲気に馴染めなくなっていました。Tシャツくらいは着替えればよかった……。(Aさん)

【驚きの出会い編】憧れのアーティストに遭遇! やっぱりサインは……


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――ご飯を食べようと食事スペースへ行くと、なんとそこには憧れのアーティストが!! さっそく近づき握手をしてもらってサインをお願いしたけれど、書いてもらう紙がない! そこで「背中に書いてください!」と野球少年バリに着ていたタンクトップの背中にサインをしてもらいました。さすがに「Kちゃんへ」とは書いてもらいませんでしたが、その後会った人にはとてもうらやましがられました。(Mさん)

――ライブ前のチューニングの時間に、テキパキと作業をするスタッフを何となく見ていました。ライブが始まると、ドラムを叩いているのはさっきのスタッフ! そう、その人はスタッフではなくバンドのドラマー。私はあまり顔を知らなかったバンドだったので、わからなかったのですが、周りのファンも誰も騒いでいませんでした。馴染みすぎていて誰も気がつかなかったのか、「そこは黙っておこうよ」というファン内での掟があるのか……。真相はわかりません。(Tさん)

――いくつかのステージを巡っていると、とある出演アーティストがステージ近くでライブを見ているのを発見。どのステージを観に行ってもいるので、「ウォー●ーを探せ!」のような気分になり、ライブよりそっちが気になってしまいました。(Aさん)

【誰かに言いたい! 伝説編】“ちょっと異様な雰囲気も気にしない”のがフェスならではの雰囲気


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――以前、ロック・イン・ジャパン・フェスティバルに矢沢永吉が出演。バイクのヘッドライトに照らされて登場する姿は、ファンでなくても見惚れてしまいました。そしてフェス会場には、そんな矢沢に魅せられた白スーツのファン(夏なのに……)がたくさん。Tシャツ、ジーパン、キャップスタイルが定番のフェスの会場にスーツ軍団は異様でしたが、若いロックファンに「写真撮ってもいいですか?」と声をかけられていて、フェスならではの自由な雰囲気を感じました。その後彼らは一緒に、なぜか円になってグルグルと回っていました。(Tさん)

――ライブ中、突然の豪雨。観客の一部はテントの下に雨やどりするもライブは続行。すると雨でテンションが上がったか、バンドのボーカルが急に観客の上へダイブ。観客も“大雨”“ダイブ”と突然のことが続いたためかハイになり、ダイブしたボーカルをみんなで持ち上げていました。その様子はどこか荘厳で、「どこかの地方の伝統的な祭り」といっても通用してしまいそうな雰囲気。テントの下でステージ側との温度差を感じながら、そんなことを考えていました。(Mさん)

――地方のフェスに行った時、多くの参加者を迎えるには街があまりにも規模が小さく、いたる所でパンク状態に。どこの食堂にも人があふれ、唯一ある観光地へ行くにも渋滞。街中にはライブTシャツを来た人たちが歩きまわっていて、街が占領されたかのような光景でした。(Kさん)

失敗談から感動の出来事まで、みなさんいろいろな体験をしているようですね。それでも、どんな失敗も笑い話となり、「また行きたい!」と病みつきになるのが夏フェスなのでしょう。今年はどんなパフォーマンスが楽しめるのか…?

では最後に夏フェスビギナーにもおすすめの、これだけは押さえておきたい3大フェスをご紹介します。

FUJI ROCK FESTIVAL’11
7/29(金)〜31(日)新潟県湯沢町苗場スキー場
1997年にスタートした日本のロックフェスの先駆けとも言えるイベント。200組以上のアーティスが参加し、今年もTHE CHEMICAL BROTHERS、ARCTIC MONKEES、COLDPLAYなど海外から大物アーティストが多数参加。緑に囲まれた自然の中で非日常が楽しめるフェスとしても人気。キャンプエリアではテントでの宿泊ができる。

ROCK IN JAPAN FES.2011
8/5(金)〜7(日)茨城県国営ひたち海浜公園
国内最大級の邦楽野外ロックフェス。木村カエラ、ユニコーン、Dragon Ashなど誰もが一度は聴いたことのある邦楽ロックの人気アーティストが勢揃い。普段あまり音楽を聴かないという人でも楽しめるはず。

SUMMER SONIC
8/13(土)〜8/14(日)東京:QVCマリンフィールド&幕張メッセ/大阪:舞洲サマーソニック大阪特設会場
東京と大阪の2箇所で行われる都市型ロックフェスティバル。RED HOT CHILI PEPPERS、AVRIL LAVIGNEなどの洋楽ロックスターから、RIP SLYME、Perfume、X JAPANなどまで幅広いジャンルを網羅するラインナップが特徴。野外会場は歩きやすく、空調の効いた屋内会場でもライブが行われるので、快適なフェスとしても知られている。

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(イラスト:なとみみわ、取材・文:K-Writer's Club 飯沼亜希子)