トランプ氏、メローニ伊首相が「どうしても私と写真を撮りたがった」「懇願した」と発言…イタリア側猛反発
【ローマ=倉茂由美子】米国のトランプ大統領は19日、イタリアのテレビ局ラ・セッテとの電話インタビューで、先進7か国首脳会議(G7サミット)の際に自身との写真撮影をメローニ伊首相が「懇願した」と主張した。
イタリア側は「完全な作り話だ」(メローニ氏)と否定し、外相の訪米を中止するなど猛反発している。
報道によると、トランプ氏は、17日に閉幕したG7サミットでメローニ氏と会話を交わした場面について、「彼女はどうしても私と写真を撮りたがった。気の毒に思った(ので応じた)」と述べた。伊首相府は両首脳が最終日にソファに座って会話する写真を公開している。
メローニ氏は報道直後に公開した動画で「正直、驚がくしている。なぜ米大統領が同盟国にこのような態度をとるのか分からない」と憤り、「私もイタリアも、決して懇願はしない」と言い切った。アントニオ・タイヤーニ伊外相も、トランプ氏の発言は「イタリア全体への侮辱」だとして、21〜22日に予定していた訪米の中止を表明した。
両首脳は、米国のイラン攻撃やローマ教皇レオ14世に対する批判などを巡り、当初の蜜月関係から一転、亀裂が深まっていた。
