精悍さもアップしたトヨタの「新型クーペSUV」どう変わった!?

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比較的早い「納期」もウレシイ!

 トヨタとスバルの共同開発で生まれたクロスオーバーSUVタイプのBEV(バッテリーEV:電気自動車)として、2022年5月に販売を開始した「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」。

 当初はリース専用販売車となっていたため、なかなかお目にかかる機会もないモデルでしたが、2023年10月から一般販売が開始されています。

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 そして2025年10月には、大幅改良モデルがリリースされたことで、急速に街で見かける機会も増えました。

 そんなbZ4Xとは、一体どんなモデルなのでしょうか。

 通常のモデルとは異なる、BEVらしい先進的なクーペSUVデザインをまとっていたbZ4Xでしたが、現在トヨタの新型車に多く採用されている「ハンマーヘッド」デザインを最初に使ったクルマでもあります。

 2025年10月の大幅改良のタイミングで、より先進的なデザインへと変貌しました。

 併せてインテリアデザインも大きく手が加えられ、水平基調で薄くシンプルな形状のインストルメントパネルに一新したほか、ディスプレイオーディオを14インチの大画面とし、センターコンソールの形状までも刷新するという、大掛かりな変更となっています。

 さらにパワートレイン周りの改良は、内外装の変更以上に大掛かりなものとなっています。

 まず航続距離は最大746km(WLTCモード・FWD車)と、従来モデル比でプラス約3割という大幅な延長がなされ、急速充電も最短で約28分に短縮されています。

 そして「eAxle」の小型化・形状最適化、モーターの変更などにより大幅に出力を向上し、システム最高出力は従来の160kW(約218ps)から252kW(約343ps)へと大幅に向上し(Z 4WD車)、0-100km/h加速は5.1秒を実現(従来型は6.9秒)。

 また、電動パワーステアリングのギアボックスをボディに直結させることでステアリングのダイレクト感を向上し、サスペンション、アブソーバー等のチューニングにより、乗り心地と操縦安定性も向上させました。

 パドルシフトで回生ブレーキの減速度を4段階で調整可能にしてBEVならではの操る楽しさを高め、4WD車の走行制御・4輪駆動制御のレベルアップにより走破性も向上するなど、一部改良に留まらない大幅な進化を実現しているのです。

 グレード体系は、従来型がエントリーグレードの「G」と上級グレードの「Z」、それぞれにFWDと4WDが設定されていました。

 改良型は「G」がFWDのみとなり、「Z」がFWDと4WDを選択できるように変更されています。

 性能向上がなされたにもかかわらず、価格(消費税込)は、エントリーグレードのG FWDが、従来の550万円から480万円に、上級グレードのZ 4WDも650万円から600万円へと、今どき珍しい「値下げ」が断行されているのも驚きです。

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 そんなbZ4Xは、多くの新車受注がストップしているトヨタのラインナップの中にあって、3〜4か月ほどの納期という情報(2026年5月下旬時点)が掲載されている稀有なモデルです。

 国からの補助金も130万円が用意されていますので、気になる方は販売店に足を運んでみてはいかがでしょうか。