「友人のSNSを見ると自慢されているように感じる」「なんで自分はうまくできないんだろう」。日々の暮らしの中で生まれるイライラは、知らないうちに心の負担になっているかもしれません。日本アンガーマネジメント協会・安藤俊介さんに、怒りとの向き合い方を伺いました。

キラキラしたあの人のSNSにイライラ!自慢ですか!?

SNSは人との交流や知りたい情報を収集するために、楽しく使うのはよいのですが、使い方によっては人を不幸にすると、心理学の研究でもいわれています。それは、他人の投稿と自分を比較し、劣等感や嫉妬を感じてしまうため。

【イラスト】怒りを上手にマネージメントしよう

旅行や外食、ブランドもの…。キラキラした生活をアップしてくるあの人についイラッとしてしまうなら、答えはシンプル。SNSを見るのをやめることです。

イライラの手放し方:SNSは楽しめる範囲で。楽しくないならやめるが正解

ママ友の集まりが正直しんどい…行きたくない!

会えば他人の悪口ばかりのママ友の集まり。正直、行きたくないけど、断れない…。そう感じるのは、自分自身の優先順位が明確でないから。

ひとりになる時間をもち、なにをしているときが幸せなのか紙に書き出してみて。そのうえで、やりたいこと、続けること、やめることを整理して優先順位をつければ、気の進まないことはやめる決心がつくはず。

時間とともに、人間関係が変化するのは当然です。

イライラの手放し方:ひとりの時間をつくり、自分の優先順位を整理

仕事も家事も、なんでうまくいかないの!?腹が立つ!

仕事も家事も中途半端でうまくいかない…そんな自分にイライラしてしまうのは、求める理想が高すぎるから。

自分自身のキャパを超えて、もっと完璧にやるべきと思い込みすぎているのです。できない自分を責めても余計にやる気がなくなり、さらにできなくなる悪循環に。理想のハードルを下げ「まあ、このくらいでいいんじゃない」「だれでもこんなもの」と、自分を許してあげましょう。

イライラの手放し方:「このくらいでいいんじゃない」と力を抜いて

●「怒り」は自分を守る手段。上手にマネージメントしよう

「怒り」が湧いたら6秒数える、その場を離れる、目の前にあるものを見て集中する、といった行動をとると、反射的に怒らずにすみます。

「怒り」の本来の目的は、相手にどうしてほしいのか、リクエストを伝えて自分を守ること。感情にまかせるのではなく、上手に気持ちを伝える練習をしましょう。