日本代表は30日、MUFG国立競技場でキリンチャレンジカップ・アイスランド戦(31日、国立)の前日練習を行った。26人全員がピッチに姿を見せたが、ウォーミングアップの後にDF瀬古歩夢(ル・アーブル)が全体練習から離脱。アイスランド戦を欠場する可能性が高まった。

 瀬古は前日29日の練習では公開部分にフル参加。この日もランニングやボール回しのウォーミングアップメニューには参加していたため、重いケガではなく、W杯本大会に向けて大事を取っての別メニュー調整とみられる。一方、アイスランド戦では本職のCBだけでなくボランチ起用のオプションも想定されていたなか、テスト起用は難しい情勢となった。

 国際Aマッチの前日練習は通常、冒頭15分間のみが報道陣に公開されるルールだが、この日は約30分間にわたって報道陣に公開。右サイドを起点にシュートまでつなげる攻撃練習まで公開する対応を取った。

 前日会見で森保一監督が左シャドー起用を明言していたMF伊東純也はこの練習では右ウイングバックからのスタート。第2次森保ジャパンにおいては過去の練習でも先発とは異なるさまざまな組み合わせをテストしてたため、今回もアイスランド戦ではなく本大会を想定してのポジション配置とみられるが、会見内容を踏まえるとW杯仕様の「情報戦」が始まった格好だ。

 公開された攻撃練習のポジションは以下の通り。右サイドからの攻撃を終えた後は非公開練習に移行した。選手のポジションを入れ替え、左サイドからの攻撃練習を行ったとみられる。

▽1トップ

上田綺世、小川航基、塩貝健人

▽左シャドー

前田大然、鈴木唯人、後藤啓介

▽右シャドー

田中碧、中村敬斗、久保建英

▽左ウイングバック

長友佑都、伊藤洋輝、鈴木淳之介

▽右ウイングバック

伊東純也、堂安律、菅原由勢

▽ボランチ

遠藤航、板倉滉、佐野海舟

▽センターバック

吉田麻也、谷口彰悟、渡辺剛、冨安健洋

(取材・文 竹内達也)