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 お笑いコンビ「霜降り明星」粗品(33)が考案したお笑い賞レース「ツッコミ芸人No.1決定戦 ツッコミスター」(後9・00)が23日、フジテレビ系で放送され、「ママタルト」檜原洋平(34)が王座に輝いた。

 ツッコミ担当芸人の能力を競う、新たな視点の賞レース。粗品がYouTubeチャンネルで自身が主催した「ツッコミマン」の舞台を今回、テレビへと移して行われた。出場者、お題の選定、得点の判定などを粗品が一手に担った。

 開催に当たり、粗品は「近年、お笑いも進化しまして、ツッコミがお笑いをもぎ取るぞと。何もボケていないものに対しても、ツッコミが笑いを取れてしまうという、ツッコミの豪腕な引力を高めに高めて優勝者を決めようじゃないかということで開く大会です」と説明した。

 昨年のM−1王者、「たくろう」赤木裕をはじめ、「エバース」、「オズワルド」伊藤俊介と、M−1決勝経験のある実力者たちが敗退。一方で6人中、檜原を除く5人が主要なお笑い賞レースで決勝経験がない芸人だった。檜原は「2000年以降のテレビの中で今、最も渋いメンバーがテレビに出ているという…この、お笑いに一石を投じたいです」と意気込んでいた。

 大波乱の中で存在感を示したのが、檜原の得意とする長尺ツッコミだった。

 Aブロックでは、「9784520」という数字のお題に対し、「『なんでも鑑定団』で、1の位から“おっ?”となる、リアクションむずい鑑定結果か!」のツッコミで、最高評価のゴールデンスターを獲得。粗品も何度も手をたたいて大喜びした。さらに準決勝、「ガタガタの角張った図形」には、「職業体験で、板金工場に行って来た中学生が、帰ってお母さんに見せた、よく分からんけど加工させてもらった金属か!」と、ストーリー仕立てでツッコミを入れた。

 決勝では、「ゼロカラン」ワキユウタと一騎打ち。MC粗品の後ろに回り込むと、そのメタリックパープルの衣装に痛烈いじりを加えた。「お金持ちのおばさんがお墓参りに行く時の、線香やろうそくを入れるトートバッグか!」。粗品は「おめでとう〜!」と、勝利のゴールデンスターに認定した。

 勝利を祝う銀テープが舞う中、檜原は「まさか俺がツッコミスターになれるとは」と感激の面持ち。粗品からも「間の技術とか、声量とか、音程とか、言い方とか、パフォーマンスで優勝ということになりました」と絶賛された。

 星がかたどられた商品の優勝バッジを手にすると、檜原は「これ付けてM−1に出よう」と喜んでいた。

 大会は6人ずつがA、Bブロックに分かれてツッコミの技能を競い、3人ずつが決勝へ。得点は粗品の独断で、4段階で決められた。「お笑いの歴史を前に動かす」ほどのツッコミには、ゴールデンスターが与えられた。

 出場芸人は12人。Aブロックは赤木裕(たくろう)、伊藤俊介(オズワルド)、檜原洋平(ママタルト)、町田和樹(エバース)、村田大樹(ド桜)、ワキユウタ(ゼロカラン)、Bブロックはガク(真空ジェシカ)、さくらい(三遊間)、谷拓哉(パンプキンポテトフライ)、トンツカタン森本、新山(さや香)、前田龍二(シモリュウ)。粗品から繰り出される「何の変哲もないものにツッコむ」という難問に、頭を悩ませながら回答していった。各ブロック3人が準決勝へ、さらに勝ち上がった2人が決勝へ進むシステム。ジャッジは粗品の独断で行われ、ツッコミの優劣により4段階で評価した。

 また観覧ゲストとして、「JO1」金城碧海、「EXILE/FANTASTICS」佐藤大樹、女優・瀧本美織、声優・花澤香菜、タレント渡邉美穂が出演した。