Image: JRdes / Shutterstock.com

対アルトマン訴訟でも負けたし、AI開発レースの決着はもうついちゃってる感。

イーロン・マスクのAI「Grok(グロック)」の月間ダウンロード数が、1月の2000万回から4月には830万回に激減していることがWSJの調べで明らかになりました。その下がり幅、およそ60%。

Recon Analyticsがアメリカ人26万人以上を対象に行なった調査でも「有料でGrokを使ってる」と答えた人はたったの0.174%で、ChatGPT(6%)に大きく水を開けられています。

「こうも差がつくと、もはや法廷で訴えて噛み付くぐらいのことしかできないのでは」というのが、マスク対アルトマンの訴訟バトルに対する一般の観測ですし、巷のエンジニアたちの間では…

OpenAIがコーク、Anthropicがペプシなら、 Grokは RC Cola(ロイヤル・クラウン・コーラ。アメリカ第3のコーラ)

とまで囁かれている、とのことです。

確かにX上ではよく目にするけど、X以外の場所ではGrok、滅多に見ませんものね…。性能的には遜色ないはずなのに、ギズの過去ログ探してもロクな話が出てきません。

・口が悪い

・質問者に日和って回答をコロコロ変える

・ユダヤ陰謀論を広める

・イーロン・マスクの意にそぐわない正答を右翼寄りに矯正してる

未成年者の画像や映像をヌード化する機能で大炎上したときには、利用が爆増したかに思えたんですが、今にして思えばあれは一過性のFAD(すぐ終わるブーム)だったのか…。

あまりの不人気に、開発元xAIの親会社SpaceXは、Grok用に用意した巨大データセンターをライバルのAI企業「Anthropic(アンソロピック)」にリースすることで5月上旬、契約を締結したとWSJは伝えています。これが結構デカくて、 Nvidia製GPU22万台以上、300メガワットの処理パワー。人気急上昇のClaude ProやClaude Maxも、これでひと息つけるようです。

イーロンといえば、ちょっと前までAnthropicのことを「邪悪」と罵ってた気がするんですが、今年はSpaceXのIPOで人類初のトリリオネア入りを果たすかどうかの正念場。開店休業のデータセンターを抱えたままではそれも覚束ないとの経営判断なのでしょね。

イーロン離れでAnthropicに流れたユーザーにとってはやや微妙な展開ですけどね…。

Sources: WSJ, WSJ, Gizmodo US

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