巨人・松本剛に迫るタイムリミット…鳴り物入りFA加入も“便利屋止まり”の厳しい現実
巨人にFA加入した則本昂大(35)が14日、登録を抹消された。1週間後の20日は試合がなく、登板間隔を空けるためのもの。
楽天からFA移籍した今季は、先発として5試合に登板し、6回以上自責点3以内のクオリティースタート3度。0勝2敗ながら防御率は2.70とそれなりの成績を残している。
もう一人のFA組、2年総額2億5000万円の大型契約で日本ハムから加入した松本剛(32)の方が立場は微妙だ。14日現在、33試合で打率.190、打点2、本塁打0。長打率.215、直近6試合は10打数無安打とサッパリなのだ。さる巨人OBがこう言った。
「13日の広島戦で、出塁したキャベッジの代走で登場すると、警戒される中で二塁への盗塁を決めた。さらに九回には、きっちりと投前に送りバントを転がした。解説者は『(盗塁は)あれだけ牽制を入れられてもスタートが良かった。このへんが松本の素晴らしさ。監督のやりたいことをスパッと決めてくれる。こんなありがたい選手はなかなかいない』と絶賛していたが、阿部監督が鳴り物入りで獲得したFA選手に求めているのは、スタメンで出場してチームを引っ張る活躍。現時点ではその要望に応えられていません」
今月26日からはセ・パ交流戦が始まる。
「昨年ソフトバンクからFA加入した甲斐もそうだったけど、原前監督の時代から、移籍組にはパの情報が求められます。松本の古巣・日本ハムには、巨人との争奪戦を制して獲得した山崎、有原がいる。最近は人気で後塵を拝しているだけに、新庄監督には負けられませんからね。ただ、昨年は甲斐が交流戦期間中に正捕手の座から陥落。スタメンの機会が激減した。開幕から2カ月。FA選手の特別扱いがなくなる時期でもある。いくらパの情報を持っていても、活躍できなければ容赦ない。要注意です」(同)
盗塁や送りバント、情報はもちろん大事だが、昨季の甲斐同様、松本にもタイムリミットが迫っているようだ。
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ファンの我慢も限界を迎えているようで、松本は激しい批判にさらされている。この成績を見れば仕方のないとも言えるが…。●関連記事 【もっと読む】巨人にFA松本剛は必要だったのか では、「本当に責められるべき人間」についても報じている。
