ブラジルサッカー連盟(CBF)は12日、北中米W杯に臨むブラジル代表の予備登録55人のリストを発表した。3大会連続出場を果たしているサントスの34歳FWネイマールがリスト入りした一方、負傷離脱中のチェルシーの19歳FWエステバンはリスト外となった。ブラジル『グローボ』が伝えている。

 今季、パルメイラスからチェルシーに加入したエステバンは公式戦36試合8得点4アシストを記録。24年にデビューしたブラジル代表では11試合5得点を記録しており、昨年10月&11月の国際親善試合では4試合4得点とインパクトを残していた。しかし、4月18日に開催されたプレミアリーグ第33節マンチェスター・U戦で負傷。右ハムストリングの怪我により、今季の残り試合を欠場する予定であることが伝えられていた。

 エステバンは手術を受けず、保存治療のためにブラジルに帰国し、W杯に間に合うように回復に臨んだものの、予備登録のリスト外となってW杯欠場が決定した。

 一方、大怪我に見舞われた23年10月以降、ブラジル代表から遠ざかっているネイマールはリスト入り。しかし、『グローボ』は18日に発表される最終メンバー入りの可能性は低く、4度目のW杯出場は厳しいとの見解を示している。

 また、カルロ・アンチェロッティ監督は、『ロイター』のインタビューでネイマールについて言及。ネイマールがブラジル国民から「愛されている」ことには理解を示しており、「誰もが意見を言うのは当然のことだと思う」と続け、ネイマールをメンバーに入れるべきかどうかの論争が起こることは自然なことだとした。しかし、「これは私にプレッシャーを与えるものではない」と続けている。

「選択を迫られるとき、多くのことを考慮しなければならない。その点において、ネイマールはこの国にとって重要な選手だ。彼は常に才能を発揮してきた。怪我から回復しつつあり、懸命にリハビリに取り組み、最近は大きく成長してコンスタントにプレーしている」

「もちろん、私にとって簡単な決断ではなく、メリットとデメリットを慎重に検討する必要がある。しかし、これは私にプレッシャーを与えるものではない。なぜなら、1年前からネイマールだけでなく、すべての選手を評価していたからだ」