「特急しなの」の新型車両を初公開 「アルプスを翔ける爽風」がテーマ 次世代振子制御技術採用で乗り心地も向上 2029年度の導入目指す【長野】
JR東海は、長野駅と愛知県の名古屋駅を結ぶ「特急しなの」の新型車両を、初めて公開しました。13日から走行試験をはじめ、2029年度の導入を目指します。
大和洋介記者
「この先が普通車の車両。グリーンのシートが並びさわやかなイメージ。窓側には木目調のデザインがあり、これは木曽五木をイメージしているということです」
「アルプスを翔ける爽風」をテーマに、アルプスのやまなみを颯爽と駆け抜けていく風をイメージしたデザインとなっています。12に日、愛知県春日井市でJR東海が開いた、新型特急車両「385系」の報道公開。
長野と名古屋を結ぶ特急「しなの」で運用されている「383系」の後継車両として「385系」が設計されました。
普通車は、「自然の心地よさ」をテーマに木曽の森林をイメージした、さわやかで明るい色彩を採用。すべての車両にコンセントも設置されています。
そして、こちらはグリーン車。「優雅なプライベート感」をテーマに、より快適に過ごせるよう3列シートを導入。シートとシートの間隔は、1メートル30センチと国内最大級の広さだということです。
大和洋介記者
「グリーン車は、電動でシートを調節できます。これまでは、背もたれを倒して、リクライニングしていましたが、新型車両は座面と背もたれが、スライドする形でリクライニングできて、後ろの座席が狭くならないといいます」
また、車内には、木曽漆器や南木曽ろくろ細工など、目的地や沿線の伝統工芸品を展示しています。
新型車両には、常時ジャイロセンサーが稼働する次世代振子制御技術が採用されていて、カーブが多い中央西線での乗り心地も、向上するということです。
JR東海車両部 清水吾郎部長
「今後この車両は、中央本線の特急としての新しい柱となっていく車両ですので、走行試験を着実に進めてまいりたい」
新型車両は、13日から走行試験をはじめ、2029年度の導入を目指します。
