川棚町で開催されているトマトのイベント。

飲食店が小串トマトを使った自慢の料理を提供。旬の味を楽しむことができます。

◆5つの農家だけで生産「幻のトマト」

(店員)

「今から、小串トマトの販売を開始したいと思います」

直売所にできた長い列。客のお目当ては、『小串トマト』。

川棚町小串郷の5つの農家だけで生産されているトマトで、“幻のトマト” とも呼ばれています。

(東彼杵町から)

「小串トマトの袋入り(を買いに来た)。そのまま食べてもおいしい」

(佐賀から)

「今日は兄に贈りたいのと、自分用と、近所の分と買いに来た」

◆町内の飲食店が小串トマトとタッグ

甘さが特徴の『小串トマト』。

川棚町のパン店で提供しているのは…

(富永 亜須香 店長)

「おまたせしました 、“BLOT” サンドです」

ベーコン、レタス、そして小串トマトを自家製ベーグルで挟んだBLTサンドならぬ “BLOT” サンドです。

(富永 亜須香 店長)

「川棚町特産の小串トマトを、もっと広めたい思いで参加した」

旬を迎えるこの時期に開催されているイベント「採れたて小串トマトたっぷりマンス」。

町内の飲食店が期間限定で、小串トマト使ったメニューを提供。

今年は、9つの店舗が参加しています。

地元の食材を使ったパンなどを、毎朝焼きたてで提供している「cafe de PANCLUB」も、参加店舗の1つです。

(富永 亜須香 店長)

「小串トマトの旨み、甘み、ほどよい酸味も、ガッツリと感じられるサンドイッチを作っている」

BLOTサンドに使うパンは、波佐見産のタマネギが練り込まれたベーグル。

ケチャップと甘めのマヨネーズをパンに塗り、レタス、そして小串トマトをのせます。

トマトのうまみを引き出すために、塩をかけるのがポイント。

最後にベーコンを挟んで、完成です。

(栗山真乙アナウンサー)

「新鮮なトマトの美味しさが、口いっぱいに広がる。もちもちのベーグルとも相性がいい」

カフェメニューも充実。イートインスペースも設けています。

(富永 亜須香 店長)

「天気の良い日はテイクアウトして、せっかくなので川棚を散策して、川棚の魅力も同時に知ってほしい」

川棚町で人気のお出かけスポットは「大崎自然公園」。

園内には、約200羽のクジャクが飼育されています。

(栗山真乙アナウンサー)

「こちらには、かわいらしい真っ白なクジャクもいます」

「シロクジャク」は、クジャクの変異種で、去年6月に生まれたそうです。

自然に囲まれた園内では、ゆっくりとした気分でBLOTサンドを味わえます。

◆ほど良い酸味 フルーツのような甘さが特徴

小串トマトの生産者、岩永 大輔さん 27歳。

(岩永 大輔さん)

「今年の出来具合としては、去年よりは量がとれていて、糖度もある。とてもおいしいトマトができた」

祖父の久敏さんから続く農園を受け継いだ 3代目。

毎年1月下旬から6月上旬が、収穫時期です。

(岩永 大輔さん)

「保育園生の頃から、よくハウスに行って親の手伝いをしていた」

糖度は平均7度~8度で、フルーツのような甘さが特徴です。

(岩永 大輔さん)

「(トマトの)おしりにスターマークがある。スターマークが出るのは、甘い証拠。水をやらずに栽培しているので、糖度が増して他のトマトよりも甘みが強いところが特徴」

1990年に「農林水産大臣賞」を受賞。

生育から選別まで、すべて手作業で行っています。

(岩永 大輔さん)

「どの店に行ってもおいしいトマトが食べられるので、ぜひ(川棚町に)来てください」

◆“通過する町” から “立ち寄る町” そして「目的地に…」

川棚町の波戸町長も、小串トマトに期待を寄せています。

(波戸 勇則 町長)

「今 小串トマトと言えば、川棚町という感じで小串トマトのPRがどんどんできている」

人口約1万3000人。

川棚町は、県のちょうど真ん中あたりに位置していますが…。

(波戸 勇則 町長)

「川棚町の国道は、ハウステンボスに行く人や佐世保から県内に行く人が通るが、なかなか川棚町に寄ってはもらえない」

交流人口の拡大が、大きな課題です。

(波戸 勇則 町長)

「意外とオシャレな店がたくさんあって、川棚町の魅力をちょっとでも感じてほしい」

個性豊かなメニューを楽しめる「採れたて小串トマトたっぷりマンス!」

甘いトマトで、多くの人が訪れるまちに。

小串トマトでの町おこしに期待が集まります。

イベントは17日まで。

現在8店舗で、小串トマトを使った限定メニューが楽しめるそうです。

【NIB news every. 2026年5月1日放送より】