大谷翔平が右肘手術後初の7回投げ切り、両リーグトップの防御率0・97…打撃の状態は「悲観していることない」
【ヒューストン(米テキサス州)=帯津智昭】米大リーグは5日、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平は敵地でのアストロズ戦に先発し、7回4安打2失点、8奪三振と好投したものの、打線の援護がなく、2敗目(2勝)を喫した。
7回を投げ切ったのは、メジャー初完投、初完封を果たした2023年7月27日のタイガース戦以来だった。指名打者(DH)は兼務せず、投手のみでの公式戦出場は今季3度目。試合は1―2だった。
ドジャースの大谷は、またも打線の援護に恵まれなかった。登板した直近3試合での味方の得点は計2点にとどまり、自身2連敗となった。
この日は、ナ・リーグ投手部門で3、4月の月間最優秀選手(MVP)に輝いた実力を十分に発揮した。直球は最速101マイル(約162・5キロ)をマークし、大きく曲がるスイーパーも多投して多くの打者を圧倒。二、三回に「どちらも狙ったところと逆だった」という直球をとらえられ、2本のソロ本塁打で許した2失点で踏みとどまり、右肘手術後では初めて7回を投げ切った。
登板6試合で37回を投げ、防御率は両リーグトップの0・97を記録。投手としては頼もしい限りの成績だが、二刀流でプレーしている以上、昨季55本塁打を放った打撃の調子も重要になる。
DHを兼務せず、投手に専念した登板は今季3度目。この日は打席には立たなかったが、打者としては自己ワーストの24打席連続無安打となっており、大谷は「自分の状態が良ければ、打ってほしいという状況になると思う。自分の状態をしっかり上げていくのが、まずやるべきこと」と力を込めた。
「ヒットが出ていないからといって、たぶん皆さんが思っている以上に悲観しているということもない」とも語り、日々の結果に一喜一憂しない姿勢も強調した。
