若手躍動のアトレティコ、シメオネ監督は指揮官となった“エル・ニーニョ”に感謝「彼の功績が大きい」

写真拡大 (全2枚)

 アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、Bチームを率いるフェルナンド・トーレス監督への感謝を言葉にした。スペインメディア『マルカ』が2日、同監督のコメントを伝えている。

 ラ・リーガ第34節が2日に行われ、アトレティコ・マドリードは敵地『エスタディオ・メスタージャ』でバレンシアと激突した。試合は序盤からアルゼンチン代表DFナウエル・モリーナが幾度となくゴールを脅かす場面を作りながら、前半はスコアレスで終了。後半に入ると74分、スペイン人FWイケル・ルケがペナルティエリア手前から狙い澄ました一撃を沈め、アトレティコ・マドリードが先手を取る。82分には元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンからのスルーパスに抜け出したU-19スペイン代表FWミゲル・クボがニア下を撃ち抜き、終わってみれば2-0でタイムアップ。アトレティコ・マドリードが、敵地で貴重な勝ち点「3」を手にしていた。

 同試合、アトレティコ・マドリードで注目が集まったのは、ラ・リーガ2連勝という結果の面だけではない。シメオネ監督は、5日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグのアーセナル戦を見据え、スペイン人DFマルク・プビルやナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンら、同試合でのスタメン入りが予想される面々をベンチスタートに。アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスや同代表MFジュリアーノ・シメオネらに至っては、ベンチからも外れた。途中出場した“主力組”は、グリーズマンと元スペイン代表MFコケのみ。完全なターンオーバーを敢行した。

 結果、アトレティコ・マドリードのメンバーの多くがBチームという構成に。途中出場からゴールを挙げたルケとクボに関しては、普段はBチームを主戦場としており、この試合がトップチームでのデビュー戦。スターティングメンバーを見ても、U-20スペイン代表DFハビエル・ボニャール、同代表DFフリオ・ディアス、同MFハビ・モルシージョ、同代表MFラヤン・ベライドと、実に4名がBチーム所属の選手だった。

 このようなメンバー構成を決断しながら、敵地からきっちりと勝ち点「3」を持ち帰ったことを受けて、シメオネ監督は次のように若手選手たちを称賛した。

「ボニャールとモルシージョは素晴らしいプレーを見せた。特にモルシージョは献身的な働きぶりだったね。そして、試合前のインタビューでも触れたように、才能あふれるクボの質の高さも見られただろう。イケルについては、この試合で見せてくれたように爆発力がある」